ワークマンのアウターの中でも人気が高い「フュージョンダウンフーディー」。大人用とジュニア用が発売されています。女性や小柄な男性の場合、どちらも使うことができそうですよ。でもどちらを選べばよいのか悩んでしまうので、この2タイプを比較してみましょう。
比較するのはこの2つ
この記事で比較するのは以下の2つです。「REPAIR-TECH(R)洗えるフュージョンダウンフーディー」(以下、「大人用」)
「REPAIR-TECH(R)洗えるフュージョンダウンジュニアフーディー」(以下、「ジュニア用」)
ワークマンの特殊技術である「REPAIR-TECH(R)」と、「フュージョンダウン」が使用されているのは共通しています。では具体的に何が違うのか、ここから紹介していきましょう。
裏アルミプリントの有無
「大人用」と「ジュニア用」の決定的な違いは、裏アルミプリントの有無です。「大人用」にはブラックアルミが使用されています。
一方「ジュニア用」には裏アルミプリントがありません。
ブラックアルミには、これまでのシルバーアルミプリントの1.5倍の保温力があるとされています。「ジュニア用」にはシルバーアルミプリント加工もないので、背中のぬくぬくとした暖かさには大きな違いが出てくるのではないでしょうか。
表側の両サイドのポケットの数
手を入れたりスマートフォンなどを入れたりしたいポケットにも違いがあります。「大人用」はファスナー付きで4つあります。ファスナーが付いているので、鍵などなくしたくないものを入れておけます。
「ジュニア用」はファスナーなしで2つです。「ジュニア用」は子どもが使うことが前提になっているのでしょうから、それほど荷物がないと考えたのかもしれません。そのため必要最小限の数になっているのではないでしょうか。
ふんわり感
同じフュージョンダウンを使っているダウンジャケットですが、「大人用」の方がふんわりしています。おそらく使用されているフュージョンダウンの量に違いがあるのだと思います。
「ジュニア用」もフワッとしているのですが、厚みがあまり出ていません。もしかしたら、ランドセルを背負うことを考えてのことなのかなと思ってしまいました。あまり厚みがあるとランドセルが背負いにくくなってしまいますからね。登下校時のことを考えた可能性もあります。
袖口の違い
アウターを着たときに、袖口から冷気が入ってくるとスーッと寒いですよね。それを防ぐために袖口はしっかりと閉じておきたいもの。「大人用」は内側にもう1つ袖が付いているので、手首にフィットして冷気を遮断してくれます。「ジュニア用」は袖口にゴムが入っているものの、二重にはなっていません。袖口からの冷気が気になるならば、「大人用」の方が安心かもしれません。
サイズ感の違い
筆者は「大人用」はMサイズ、「ジュニア用」は150cmサイズを使っています。もともとのサイズの違いがありますが、やはり「大人用」の方がゆったりとしています。下に厚手のニットを着ても、問題なく使えます。
一方で「ジュニア用」はジャストサイズと感じました。多少の余裕はありますが、ダボっとすることなく着られます(身長160cmの女性着用の場合)。
フィット感は好みが分かれるところですが、ゆったり着たいならば「大人用」、ジャストで着るならば「ジュニア用」という選び方ができそうです。
価格の違い
いくらワークマンのアウターが安いとはいえ、やはり値段は気になるところでしょう。「大人用」は3900円(税込、以下同)、「ジュニア用」は2900円です。1000円の違いというと、ワークマンで売っている防寒アイテムが1つ買えそうです。
ワークマンには「大人用」と「ジュニア用」の両方で展開されている商品が他にもあります。もともとは、親子コーデをすることが目的なのでしょうけれど、特に「ジュニア用」は大人でも着られますから、使い勝手や価格などを考えつつ選んでいけるといいですね。
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