国内外で市場調査を展開する「日経リサーチ」は、6月と10月、約5万人を対象に、首都圏の鉄道駅の利用実態を調査。この記事ではJR山手線について、レジャーやショッピング目的での利用が多い駅をランキング形式で発表します。
なお、調査の対象は調査の直前1週間にJR山手線の駅を利用した人です。複数回答で利用目的を聞き、それぞれの目的での利用率が高い駅を順に並べました。対象となった駅はJR山手線全駅のうち、利用者数が少ない鶯谷駅、高輪ゲートウェイ駅を除く28駅です。
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3位:御徒町駅
「御徒町駅」が第3位にランクインしました。JR山手線のほかに、京浜東北線が利用でき、東京メトロ銀座線の上野広小路駅、日比谷線の仲御徒町駅、都営地下鉄大江戸線の上野御徒町駅の乗り換え駅としても使えます。台東区にある御徒町駅は、特に年末、お正月用の生鮮食品を求める人で大にぎわいとなる「上野アメ横商店街」の最寄り駅の1つです。駅の東側には宝石や貴金属のお店が多いのが特徴で、「ダイヤモンドアベニュー」「ルビーストリート」などの愛称がつけられた通りがあります。
南口から徒歩1分ほどの場所には、2017年に複合商業施設「上野フロンティアタワー」がオープンしたほか、緑豊かな上野恩賜公園や不忍池も徒歩圏です。
第2位:原宿駅
2位は渋谷区にある「原宿駅」です。原宿駅は東京メトロ千代田線、副都心線の明治神宮前駅に隣接しています。原宿駅は2020年にリニューアルし、木造駅舎からガラス張りで開放感のあるモダンな建物になりました。初詣の混雑で有名な明治神宮につながる西口が新設され、便利になっています。ただし、竹下通りにつながる竹下口の外観に大きな変化はありません。
新しくなった原宿駅前にはIKEAやユニクロ、スターバックスコーヒー、資生堂パーラーなどが入った「WITH HARAJUKU」がオープン。原宿駅はまた、東京ドーム11個分の敷地面積を誇る代々木公園へも歩いて行ける距離です。
ショッピング目的であればラフォーレ原宿や表参道ヒルズ、東急プラザ、高級ブランドショップが軒を並べる表参道もおすすめです。
第1位:有楽町駅
1位は 千代田区にある「有楽町駅」です。有楽町駅ではJR山手線のほかに京浜東北線が利用でき、東京メトロ日比谷線、千代田線、都営地下鉄三田線の日比谷駅に乗り換えができます。有楽町の周辺には有楽町マリオン、有楽町マルイ、東京ミッドタウン日比谷といったショッピング施設が数多くあります。
有楽町はまた、総合的な文化の情報発信拠点である東京国際フォーラムをはじめ、映画館、劇場、イベントホール、美術館といった文化施設にも恵まれています。さらに日比谷公園や皇居外苑などが近く、都心でありながら自然に触れられる街でもあります。
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