中日ドラゴンズから横浜DeNAベイスターズにトレード移籍した京田陽太選手が12月5日、入団会見を行いました。ショートでレギュラーをつかみ、143試合フル出場することを目標とし「全力でがむしゃらにがんばります」と戦う顔で“デスターシャ”ポーズを決めました(画像はすべて筆者撮影)。
横浜DeNAは「いいチームだなと思っていた」
「(横浜DeNAには)トレードで声をかけていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今日の会見でベイスターズの一員となります。本当に楽しみにしています」と緊張した面持ちで第一声を放った京田選手。左腕投手・砂田毅樹選手との1対1でのトレードで中日ドラゴンズから横浜DeNAに加入しました。
横浜DeNAの印象について聞かれると「(横浜スタジアムでは)コロナ前は毎試合満員のお客さんの前で試合ができていましたので、本当にそこでプレイできることは光栄に思います。投打のバランスが非常にいいですし、守っていても打線が高いレベルだなと感じていましたし。投手陣も安定していますし、いいチームだなと思っていました」と、回答。
ショートでレギュラー、143試合出場を目指す
来シーズンの目標については「個人的にはショートでレギュラー、143試合出場」とし、「チームで与えられた役割をこなせるよう、しっかりと準備したい」と意気込みました。
石井琢朗コーチからはしっかりバットを振るように、と言われていることを明かし、「振る量を増やす。バットには毎日触れる」と、基礎的な練習を怠らないことを約束。
守備面では、横浜DeNAでショートを守る大和選手、柴田選手、森選手とのレギュラー争いに加わることとなる京田選手。「5年間ショートを守ってきて、自分の中では経験は積んでいる。ポジショニングなどはとらえられていると思っていますので、そういうところを出していきたい」と力強くアピールしました。
「強制送還のところに戻る」自虐ネタを披露
今季5月4日、横浜スタジアムでの横浜DeNA戦、守備でミスをした京田選手。「戦う顔をしていない。もう帰れ!」と、中日・立浪監督にに叱責され名古屋へ強制送還、そのまま2軍行きとなりました。その影響もあり、今季は43試合出場という自己ワースト記録に。
「横浜スタジアムは好きな球場で、相性もよかった。自虐ネタになりますが……、強制送還のところに戻るという(苦笑)」と、報道陣を笑わせると、「ドラゴンズには6年間お世話になりました。名古屋の皆さんには活躍して恩返しを、という気持ちがあります。ベイスターズにこてんぱんにやられましたので、僕が入ってもっとこてんぱんに……。全力でがむしゃらにがんばりますので、よろしくお願いします」と、笑顔で新天地での活躍を誓いました。
ファンとともに「デスターシャ」を
来季はプロ7年目、28歳の京田選手。「ベイスターズは若い選手が多い印象。年齢的には僕は少し上になるので、しっかりコミュニケーションをとっていきたいです。牧選手とか佐野選手とかはい仲良くしていきたいなと。ゲームが好きみたいなので(笑)。ファンの方々と一緒にデスターシャ(=横浜DeNAのホームランパフォーマンス)、やりたいなと思います」(京田選手)
中日ドラゴンズ公式SNSも「デスターシャの練習済みです」とツイートし、「またグラウンドで会いましょう!」とエールを送っています。
ベイスターズファンも京田選手の「デスターシャ」を試合で見られることを待ち望んでいることと思います。京田選手の来季の活躍に期待します。
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