ワークマンのアウターが話題です。暖かい、軽い、防水、小さな穴なら修復できるなど多機能な面もさることながら、やはり低価格なのも見逃せないポイントでしょう。ジュニアサイズの商品も展開しているのですが、大人でも着られるサイズ感。今回着てみたのは「REPAIR-TECH(R)洗えるフュージョンダウンジュニアフーディー」(以下、ジュニアフーディー)です。
身長160cmの女性。150サイズが問題なく着られる
筆者はこれまでにも、ワークマンのジュニアサイズを使ってきました。身長160cmの筆者にとっては、ジュニアの150サイズがちょうどいいなと感じることもあります。例えば丈が長すぎなかったり、レディースサイズよりも身幅が狭くてすっきりと着られたりすることも少なくないのです。
「REPAIR-TECH(R)洗えるフュージョンダウン」のシリーズには大人用(「REPAIR-TECH(R)洗えるフュージョンダウンフーディー」)もあり、3900円(税込)で販売されています。それがジュニアサイズになると2900円(税込)と1000円も安くなるのです。作りに違いはあるにせよ、暖かさや軽さなどポイントにしたいところが満たされているならば、1000円の違いは大きく感じられます。
軽量で肩が凝らない
ワークマンの「ジュニアフーディー」にはダウンやフェザーなどが使用されていて、とても軽量です。長時間着ていても肩が凝りにくいので、お出かけにも使えそうです。筆者は普段から肩凝りが気になるので、アウター選びの際に軽さを重視します。今回はオンラインで注文をして店頭で受け取ったのですが、最初に持ったときには「軽いな」と思いました。
ポケットにファスナーがないから、手をスッと入れやすい
ワークマンのアウターのポケットには、ファスナーが付いていることが多いのですが、「ジュニアフーディー」のポケットにはありません。ファスナーが付いていれば物を入れたときに落としにくいメリットがある一方で、ファスナーを開けないと物の出し入れができず、ちょっと面倒に感じることもあります。もともと「ジュニアフーディー」は子どもが着ることを想定しているのでしょうから、ファスナーを付けないことによって出し入れしやすくしているのかもしれません。でもファスナーがない分、スマートフォンなどを落としてしまう恐れもあります。
自宅で洗えるのはありがたい!
屋外で使うアウターは気付いたら汚れが付いていることもありますし、襟首部分には皮脂が付いてしまうこともあります。また臭いが気になってしまうこともありますよね。でも洗濯したくても、自宅では洗うことができないケースが多いのではないでしょうか。洗うとしたらクリーニングに出すことになるので、手間や時間、そしてお金がかかります。その点「ジュニアフーディー」は自宅で洗うことができるので、汚れもすっきりです。清潔なダウンを着られるので、気分もよくなりますね。
裏アルミプリントはなし
裏アルミプリントは、ワークマンの多くのアウターに使用されている技術です。2022年はシルバープリントの1.5倍の暖かさを誇るブラックアルミも登場しています。でも「ジュニアフーディー」には裏アルミプリントが施されていません。そうなると保温性はどうなのだろうと疑問に感じますが、屋外で使っても暖かさに問題はありませんでした。むしろ背中に汗をかかないくらいの程よい暖かさなので快適です。
ファスナーが生地をかんでしまうことがある
「ジュニアフーディー」を着るときに気になったのが、前を閉めるときのファスナーでした。上の方に生地が付いているのですが、これをファスナーが巻き込んでしまうのです。そうするとファスナーがスムーズに動かなくなりますし、生地を痛めてしまいます。また何度も開け閉めをすることになるので、ファスナーを閉めるたびに生地をかんでしまうのはストレスです。この部分には注意が必要と感じました。
「REPAIR-TECH(R)洗えるフュージョンダウンジュニアフーディー」は2900円(税込)で販売されています。筆者はマスタードイエローを買いました。発色のよい黄色です。他にブラック、カーディナルレッド、ライトベージュがあります。サイズは140サイズもありますから、子どもや小柄な女性は140でよいかもしれませんね。大人のタイプとは機能性が違う部分もありますが、サイズ感や着心地で、あえてジュニアサイズを選ぶのもよいと思います。
【おすすめ記事】
・驚くほど軽い! 自宅で洗える! ワークマンの「REPAIR-TECH(R)洗えるフュージョンダウンフーディー」
・ボコボコ表面は伊達じゃない! ワークマンの「エアロストレッチアルティメットフーデッドパーカー」で真冬に勝つ
・お尻まですっぽり! ワークマン「防風パッチワークノーカラーロング」が、かわいいもこもこ素材で機能性も◎
・大人の女性でも着られるワークマンの「ジュニアコットンキャンパー」。実際に使ってみた
・大人でも着られる「ワークマン」のジュニアサイズ。裏アルミベストがとても重宝する5つのポイント
【関連リンク】
・ワークマン