肌寒くなり、そろそろエアコンの暖房を使おうか悩む季節になりました。そんなとき、気になるのが電気代。止まらない電気代の値上げを受けて、例年よりエアコンの使用を控えて「節電」を心掛けようと考えている人もいるのでは。
パナソニックは10月19日、20~60代の男女550人を対象に行った「エアコンの節電」に関する調査結果を発表。本記事では、その結果とともに同社エアーマイスターの福田風子さんによる「冬のエアコンの節電方法」を紹介します。
「夏の電気代増えた」人は65%、そのうち約半数は「2000円~5000円未満」の電気代アップ
厳しい暑さが続いた2022年の夏。「今年の夏、電気代は昨年と比べて増加しましたか?」の質問には、65%が「増えた」と回答。金額を聞いたところ、約50%が「2000円~5000円未満」と回答しました。「1万円以上」の人も7%おり、電気代の値上げが各家庭の大きな負担となっていることが分かりました。
実際に電気代の値上げ負担については、約8割が「感じる」と回答。電気代をはじめとした食品、日用品などの各種値上げについては、約9割が不安を感じており、各種値上げが日本の家庭を直撃し、大きな不安となっていることがうかがえます。
「今年の冬は節電のため、暖房の利用を我慢しようと思いますか?」の質問では、「強く思う」が11%、「やや思う」が37%と、約半数がエアコン暖房の利用を我慢したいと考えているようです。