スイス発の不動産テック企業プライスハブルは、別荘地における物件の売り出し価格について調査を行いました。対象となったのはポータルサイト「SUUMO・ホームズ」に2019年2月〜2022年8月の期間掲載された、約2200件（売上価格をもとに算出）。コロナ禍の影響でリモートワークの普及に伴い、職場から離れた場所に住むことを検討する人が増えたために、別荘地への注目が高まっているようです。
この記事では、人気別荘地の1平米あたりの価格ランキングを発表します。
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第3位：千葉県「館山市」16.9万円／平米
千葉県の「館山市」が第3位にランクインしました。千葉県南部に位置する館山市は、東京駅まで電車で約2時間30分、アクアラインを使えば車で1時間30分ほどの距離にあります。都心から館山市までは海を見ながらのルートであるため、移動そのものも楽しめるのではないでしょうか。館山市は首都圏の中でも温暖で、1年を通して過ごしやすい気候です。豊かな自然に囲まれた広い敷地でペットと遊んだり、ガーデニングをしたり、美しい夕日や富士山のシルエットを楽しむ生活も夢ではありません。
別荘地として有名な軽井沢や伊豆と比べると坪単価が抑えられているため建物に予算をかけられますし、固定資産税が安く済む点も魅力です。
第2位：長野県北佐久郡「軽井沢町」28.7万円／平米
2位は長野県北佐久郡の「軽井沢町」。軽井沢は外国人にも人気の別荘地で、歴史のある避暑地としても知られます。軽井沢までは、東京駅から北陸新幹線で約1時間30分、車でも2時間30分ほどの距離で、都心への通勤も可能です。軽井沢は標高が高いため、夏でも平均気温は20℃前後と涼しく、過ごしやすいのが特長です。恵まれた自然環境を守るため建築に関する規制があり、野鳥やリスなどが暮らす背の高い樹木に囲まれた静かな生活が望めると同時に、アウトレットモールや各種レストラン、カフェが充実しており、買い物にも不自由しません。
テニスやゴルフ、トレッキング、サイクリングといったスポーツや温泉施設も充実しています。
第1位：神奈川県三浦郡「葉山町」41万円／平米
第1位は「葉山町」。葉山町は三浦半島の西側に位置する、海に面した町です。東京駅から約1時間20分、横浜駅からは約45分と好アクセスなので、通勤圏内といえるでしょう。2位の軽井沢町と同様、葉山町は歴史的に著名人や有名人が住む別荘地として有名で、温暖な気候と海と山の両方が楽しめる風光明媚（めいび）な場所です。天気のいい日には海岸から富士山も一望できます。
葉山マリーナでクルージングやマリンスポーツが楽しめるほか、森戸海岸までの一帯には洗練されたレストランやカフェ、さらに新鮮な魚や葉山野菜、葉山牛が楽しめる店があり、毎週日曜に開催される葉山マーケット 日曜朝市は観光客だけでなく地元の人にも人気があります。
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