うどんは長年にわたり日本人に愛されてきた食べ物の1つですが、その種類は千差万別で、場所によってさまざまなバリエーションのうどんを楽しめます。遠方からでも食べに行きたいと思う「ご当地うどん」は?
All About編集部は8月25~29日、全国10〜60代の男女500人を対象に「ご当地うどん」に関するアンケート調査を実施しました。その結果から、今回は「わざわざ現地まで食べに行きたい『ご当地うどん』」ランキングを発表します!
第3位:伊勢うどん(三重県)
3位は三重県の「伊勢うどん」でした。伊勢うどんは江戸時代が発祥とされる歴史の長い食べ物で、伊勢の郷土料理として愛されています。太くて柔らかい麺を、出汁とたまり醤油を合わせた色の濃いタレに絡めて食べるのが特徴。出汁の取り方やトッピングなどによってお店ごとの個性があり、伊勢市内には伊勢うどんを提供する数多くのお店が立ち並びます。
回答者からは「伊勢うどんは本場で食べるのが一番おいしい(39歳女性/岐阜県)」「なかなか現地以外で食べることができないご当地うどんであるからその地域に実際に赴いて現地の雰囲気を感じながら食べたいから(24歳男性/愛知県)」「以前旅行で行った伊勢神宮前のおかげ横丁で食べた伊勢うどんが、食感、味とも衝撃的においしかったので(58歳男性/埼玉県)」などの意見が寄せられました。
第2位:ほうとう(山梨県)
2位は山梨県の「ほうとう」でした。ほうとうは戦国武将・武田信玄が好んで食べていた食べ物とも言われており、古くから親しまれてきた山梨県を代表する郷土料理です。モチモチとした平打ち麺と味噌仕立ての風味豊かな汁が特徴で、そこに加える具材はかぼちゃ、きのこ、肉、季節の野菜などさまざま。お店では一般的に鉄鍋で提供され、最後まで熱々の状態で食べることができます。県内には長い歴史を持つお店が数多く立ち並び、地元民だけでなく観光客にも人気です。
回答者からは「うどんだけれども、うどんではない魅力を感じます(41歳男性/福岡県)」「麺の種類が普通のものと異なるから(22歳女性/愛媛県)」「うまいもんだよ、かぼちゃのほうとうというぐらい甲府で食べると美味しいです(51歳女性/滋賀県)」などの意見が寄せられました。
第1位:讃岐うどん(香川県)
1位は香川県の「讃岐うどん」でした。讃岐うどんは弘法大師空海の時代が発祥とも言われる、長い歴史を持った讃岐地方由来の食べ物です。最大の特徴は麺のコシの強さで、口に入れた際は柔らかく、噛むともちもちとした食感を味わうことができます。食べ方はさまざまですが、代表的なのはぶっかけうどん。薄めたざるうどんのつけ汁を、そのままうどんにかけて食べるのが特徴です。県内では至る所で、讃岐うどんを提供するお店を見かけます。
回答者からは「かつて食べに行ったことがあります。とても安いのに、素晴らしくおいしかったのでまた行きたいですね(33歳男性/埼玉県)」「テレビで見たぶっかけがおいしそうだったから(47歳女性/千葉県)」「うどんと言えば讃岐うどんが有名だから(38歳女性/長崎県)」などの意見が寄せられました。
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※回答者のコメントは原文ママです
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