日本生産性本部のサービス産業生産性協議会は、2万5167人を対象に実施した「2022年 日本版顧客満足度指数（JCSI）」の結果を発表しました。同調査は毎年、計30以上の業種や業態、約400社の企業を対象に年度6回（2022年度は4回）に分けて行われているものです。
本記事では、「証券」部門の結果を紹介します。
1位は6年連続で「SBI証券」
証券会社業界の顧客満足度スコアTOP3企業は、1位「SBI証券」（72.4pt）、2位「松井証券」（70.5pt）、3位「マネックス証券」（68.6pt）でした。ランキング対象は対面証券、ネット証券合わせて7企業・ブランドとなっています。
顧客満足度スコアの過去4年間の推移を見ると、2020年をピークに2021年、2022年は下降トレンドとなっています。2022年に楽天証券が評価を落とした代わりに、マネックス証券のスコアがアップしています。SBI証券は6年連続1位を獲得中です。
6指標別では「SBI証券」と「松井証券」がワンツートップ
顧客満足度を含めた6指標別（顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足、推奨意向、ロイヤルティ）の結果を見ると、SBI証券が推奨意向を除く5項目で1位を獲得。総合評価の高さが際立っています。
2位の松井証券も推奨意向以外すべての項目で2位、推奨意向はSBI証券を抑え1位でした。3位以降は、マネックス証券と楽天証券、野村證券が評価を分け合うかたちです。
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