バイドゥが運営する「Simeji」は8月16日、10~24歳の男女563人を対象に行った「“おじさん”と感じる顔文字」調査の結果を発表しました。
第3位:\(^o^)/ 【わあ】
両手を上げて喜びを表現しているような顔文字ですが、匿名電子掲示板サイト『2ちゃんねる』で絶望を表す顔文字として使われ始めたことをきっかけに“人生オワタ”という意味を込めて使う人が増えたようです。Z世代からは「おじさんくさい」「なんかダサい」「パパが使ってる」とのコメントが集まりました。2005年頃に流行った顔文字になるので、Z世代にはあまりなじみがないのかもしれませんね。口をポカーンと開けてしまうほどのお手上げ状態、笑わざるを得ないほどの絶望を表す顔文字のようです。
第2位:(^_-)-☆【すき】
2位にランクインしたのは、ウインクをしてアピールしているかのような顔文字。令和を生きるZ世代は日常でウインクをされる機会がないかと思いますが、おじさん世代は文字だけだと伝わりづらい感情をこの顔文字を使って、相手に親しみを感じでもらえるように表現したいのかもしれません。
回答者からは「カッコつけてる感がすごい」「年代がすぐ出る」「今どき古い」とのコメントが集まりました。
第1位:(^_^;)【あせる】
Z世代が最もおじさんを感じるのは、「あせる」を表す顔文字でした。顔文字の中にセミコロン「;」を使い、汗をかいている部分におじさん感がでるようです。この顔文字を使うと、焦っている様子や困っている感情を表現することができますが、おじさん世代がZ世代とやり取りする際に“うまくコミュニケーションをとりたいけどどうすれば良いのだろう”と感じている感情が顔文字となって現れているのかもしれません。
「汗はおじさんっぽい」「おじさん感が1番つよい」「現代っぽくない」「必死感がする」「Theおじさんっていう感じが満載」「汗汗って感じがなんかおじさんw」とのコメントが集まりました。
メッセージの内容や構成だけではなく、使用している顔文字も世代を感じるポイントとなるようです。今後もテキストコミュニケーションにおいて欠かせない顔文字を時代に合わせてアップデートして使えると、世代を超えたコミュニケーションの幅が広がりそうですね。
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