日本生産性本部のサービス産業生産性協議会は7月27日、2万5167人を対象に実施した「2022年 日本版顧客満足度指数(JCSI)」の結果を発表しました。同調査は毎年、計30以上の業種や業態、約400社の企業を対象に年度6回(2022年度は4回)に分けて行われているものです。
本記事では、「コンビニエンスストア」部門の結果を紹介します。
コンビニ部門で7年連続1位を獲得したのは?
「コンビニエンスストア」部門の顧客満足度ランキングから見ていきます。ランキング対象はセイコーマート、セブン-イレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンの7企業・ブランドです。1位は「セイコーマート」(77.3pt)、2位は「セブン-イレブン」(71.2pt)、3位「ミニストップ」(67.6pt)という結果に。
過去4年間の推移を見ると、セイコーマートは2019〜2021年までは横ばいが続いていましたが、2022年はスコアを伸ばしています。2021年にスコアを大きく下げたセブン-イレブンも2022年には上昇。ミニストップのみ下降トレンドにあるようです。1位のセイコーマートは今回で7年連続1位を獲得中です。
1位、2位がそれぞれ6指標全てを独占
6指標別(顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足、推奨意向、ロイヤルティ)の結果を見ていきましょう。
顧客満足度で1位を獲得したセイコーマートがその他全ての項目でも1位を獲得し、絶大な支持を得ていることが分かります。セブン-イレブンも同様に顧客満足度を含めた全ての項目で2位を独占。
3位は、ミニストップが顧客期待、ファミリーマートが知覚品質、推奨意向、ローソンがロイヤルティと推奨意向をそれぞれ獲得しています。
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