温度・湿度計は世の中にたくさん売られていますが、気圧計となるとグッと数が減ってしまいます。しかし最近は気圧と頭痛の関係が気になり、気圧グラフを表示するスマホアプリを入れている人も多いのではないでしょうか。
筆者はピンポイントで自分の家の気圧を知りたく、気圧計を探し続けた結果、辿り着いたのがウェザーニューズ社の気象アプリ「ウェザーニュース」が出している「WxBeacon2(ウェザービーコン2)」です。
「WxBeacon2」はポイントを貯めるともらえる
「ウェザーニュース」アプリは、自分のいる場所の空の写真などを投稿してリポートができます。そのリポートに対してサンクスポイントがもらえ、累計2000ポイントになると「WxBeacon2」がもらえるのです。
アプリ付与されるポイント数は、以下の通り。
・写真:5ポイント
・コメント:2ポイント
・天気、体感、五感予報:各1ポイント
2000ポイント貯まるまで待てない、という人はウェザーニュースのオンラインショップ「SORASHOP」で購入も可能です。価格は送料、税込で4978円。
初期設定は簡単
「WxBeacon2」にはボタン電池が同梱されています。開封したら、まずは電池は後ろのカバーを開けて入れていきます。
あらかじめスマートフォンに「ウェザーニュース」のアプリを入れておき、「WxBeacon2」が起動したらスマートフォンと接続する仕組み。「WxBeacon2」とBluetooth接続することになりますが、特別にペアリングの必要はありません。※Bluetoothを有効にしておく必要はあります
ウェザーニュースアプリのメイン画面の下の方にある「観測機データ」をタップし「設定」タブから「WxBeacon2のデータを受信する」を有効にして待機。1分ほど経つと「シリアル番号」の項目に自分の機器のシリアル番号が表示されます。
これだけで自分の「WxBeacon2」が観測したデータをスマートフォンで確認できるようになるのです。
「WxBeacon2」は本体横の穴を通してその場所の気象を観測しているそうです。
「WxBeacon2」で観測できること
「WxBeacon2」で観測できるのは、気温、湿度、明るさ、紫外線、気圧、騒音の6項目になります。最新情報を一覧で表示することもできますし、グラフで変化を見ることもできます。
例えば先日の台風8号の日、夕方から夜にかけて気圧が一気に下がり、台風が去ったら上がっているのが分かります。
気軽に持ち歩ける気象観測器
「WxBeacon2」は小さく軽いのでカバンの中に入れておいても全く邪魔になりません。自宅などでの定点観測もよいですが、外出先での体調管理などのためにも持ち歩いて使ってみるのも良いのではないでしょうか。
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