BIGLOBEは、全国10~50代の有職者男女546人を対象に実施した「ハラスメントに関する調査」の結果を発表しました。その結果、パワハラ防止法により日本のパワハラは減ると回答した人は41.4%。減ると思う理由として「罰則」を挙げている一方、減らないと思う人は「加害者が自覚していないから」といった理由を挙げています。
パワハラ防止法施行後でも「パワハラは減らないと思う」が多数派
「パワハラ防止法により日本のパワハラは減ると思うか」と聞いたところ、「減ると思う/どちらかというと思う」を合わせた回答は41.4%でした。一方、「減ると思わない/どちらかというと思わない」を合わせた回答は58.6%となっており、「減らない」と感じている人のほうが多いことが分かりました。
減ると思う理由1位は「罰則があるから」
「減ると思う」と回答した人に理由を聞いたところ、最も多かったのは「罰則があるから」(50.4%)、次いで「周りの目が厳しくなるから」(46.9%)、「社内の対策や体制が整備されるから」(33.2%)という結果に。「本人が認識できるから」は回答率27.9%となっており、加害者の変化を期待する項目は少数でした。