新横浜ラーメン博物館(ラー博)は2024年に迎える30周年に向けて、7月1日から「あの銘店をもう一度」プロジェクトをスタート。過去に出店したことのある約40店舗の銘店が2年間かけ3週間のリレー形式でラー博に出店します。第3弾(8月12日~9月1日)は埼玉・川越「頑者(がんじゃ)」が出店(画像はすべて提供)。
つけ麺スタイルを確立したラーメン店「頑者」
同プロジェクト第3弾となる埼玉・川越「頑者」は、ラー博初となるつけ麺専門店として2010年6月2日~2014年9月23日の間、出店していました。
2000年、川越市新富町にオープンした頑者は「極太麺×濃厚つけダレ×魚粉」という新しいスタイルを作り上げ、つけ麺界に革命を起こしたラーメン店とされています。
筆者がラー博でラーメンの“はしご”を楽しむ際は、頑者を2軒目とすることが多かったです。というのも、お腹がいっぱいでも、あまりのおいしさにするすると麺が入っていくからです!
頑者のつけ麺スタイル「極太麵× 濃厚つけダレ× 魚粉」
先代が創業した製麺所からスタートした頑者の歴史。その歴史をふまえた独自の手法によって、讃岐うどんのようなモッチリ感と生パスタのアルデンテのような食感、異なる食感の両立を実現しています。他の追随を許さない極太麺は、大橋店主自らが毎朝作り続けています。
その極太麺にマッチする濃厚つけダレは、濃厚でありながらもサラッとしていてキレがあるのが特徴です。10時間以上煮込んだ鶏ガラと豚骨ベースの動物系スープと、煮干し・鰹などの魚系スープを混ぜ合わせたスープがベースとなっています。
現在、当たり前のようにつけ麺に投入されている「魚粉」。具材の1つとして初めて使用したのが頑者です。頑者の魚粉は鯖節(さばぶし)をベースとしたオリジナルブレンドで、つけダレの中に隠し味として溶かすだけでなく、1つの具材としてたっぷりとかけられています。
今回の出店を機に初めて食べる方も、再会する方も、するするとお腹におさまっていく「頑者のつけ麺」を堪能あれ。
第4弾は福井・敦賀「中華そば 一力(いちりき)」が出店予定です。
「あの銘店をもう一度」情報
期間:2022年7月1日~約2年間(各店舗約3週間)
場所:新横浜ラーメン博物館
期間中出店数:約40店舗(現店舗除く)
第2弾:福島「牛乳屋食堂」7月22日~8月11日
第3弾:埼玉「頑者」8月12日~9月1日
第4弾:福井「中華そば 一力」9月2日~9月22日
URL:https://www.raumen.co.jp/
【おすすめ記事】
・牛乳屋なのになぜラーメン? 会津「牛乳屋食堂」が新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店!
・新横浜ラーメン博物館「あの銘店をもう一度」プロジェクトが7月1日始動! トップバッターは和歌山「井出商店」
・新横浜ラーメン博物館の楽しみ方を徹底解説! おすすめメニューは?
・新横浜ラーメン博物館が「冷凍ラーメン」発売! 第1弾は「淺草 來々軒」お店の味そのまま【実食レポ】
・ラー博が新事実を発表!室町時代にラーメンが存在していた!