パナソニックが夏の睡眠状況や睡眠時のエアコン利用について調査(画像はイメージ)

夜、暑さで寝苦しいことはありますか? パナソニックが全国20~60代の男女551人を対象に行った調査では、70%が「頻繁にある」「時々ある」と回答。睡眠を妨げる要因は「暑さ」(70%)や「湿気」(51%)が上位で、2021年の調査から約30%増加していることが分かりました。
 

同社ではこの結果を受け、「睡眠のプロが教える熱帯夜の快眠マニュアル」を公開しています。
 

4人に1人は睡眠時にエアコンを使用していない

調査では、今夏の睡眠時のエアコン使用状況についても聞いています。その結果、多くの人が「暑さで寝苦しい」「暑さが睡眠を妨げる」と感じているにもかかわらず、4人に1人は睡眠時にエアコンを使用していないことが判明しています。

睡眠時のエアコン使用状況(出典:プレスリリース、以下同)

またパナソニックのエアコン「エオリア」ユーザーデータからは、夜中に30度を超えるような熱帯夜の日、深夜2~5時の間にエアコン操作を行っているユーザーが65%いることが分かりました。厳しい暑さの夜、多くの人が睡眠中に暑さや寒さを感じて目を覚まし、エアコンを付けたり消したりしているようです。
 

熱帯夜の快眠のコツ1:エアコンは寝室に入る30分前にON、上に向けて風をあてておく

パナソニック睡眠改善インストラクターの菊地真由美さんによると、一般的には室温26~28度が心地よく眠れる環境。そして、温度同様に重要なのがエアコンを運転させるタイミングです。室温が下がるまでに時間がかかることがあるため、寝室に入る30分前にエアコンを付けておくのがおすすめ。上に向けて風をあてておくのが、効率よく良い睡眠環境を作るコツだそうです。

 

熱帯夜の快眠のコツ2:設定温度は26~28度、朝までつけっぱなしに

快適な寝室環境を保つには、冷房モードで設定温度を26~28度にするか、除湿モードに。特に熱帯夜は途中で運転を停止する設定にはせずに、冷えすぎない温度で朝までつけっぱなしにするのが良いそうです。途中で運転を停止してしまうと、その後室温が上がると共に寝苦しくなり途中で目覚めてしまう原因になります。
 

理想は、就寝中も寝室の温度をコントロールすること。就寝前は少し温度を下げることで深部体温を下げ、就寝中は温度を下げすぎず、目覚めに向けて少しずつ温度を上げることです。そうすることで、快適に就寝でき、さらに目覚めが良くなるそうです。
 

熱帯夜の快眠のコツ3:湿度は60%以下に保つ

夏場は湿度が高くなりやすく、寝苦しくなりがちです。湿度が高すぎると、途中で目覚めてしまう原因にも。夏場は寝室の温度だけでなく湿度にも注意し、寝室の湿度は60%以下に保つことが重要です。同社では湿度が高い時はエアコンの温度を下げる、または、エアコンを除湿運転することをおすすめしています。
 

熱帯夜の快眠のコツ4:扇風機との併用も

エアコンを一晩中つけっぱなしにしない理由として、調査では半数が「直接風が当たり冷えすぎるのが嫌だから」と回答していました。エアコンの風が苦手な人はエアコンの温度設定は下げすぎず、どうしても室温が高くて寝入りが悪い場合は、扇風機を併用することもおすすめです。
 

表面に太い血管の通っている足首あたりに風を当てると、深部体温が下がりやすく寝入りが良くなります。なお「健康を害することがありますので、風を長時間体に当てないでください」としています。
 

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