「それ、口に入れちゃダメなやつ!!」子育て中の“ヒヤリハット”なエピソード5選

子育て中は、誰もが経験したことがあるだろう「ヒヤッ!」とした瞬間。All About 編集部が実施した「子育て中に起きた事件」についてのアンケートから、一歩間違ったら大事故になっていたかもしれない体験談を紹介します。


乳幼児は、ちょっと目を離した隙に想定外のことをやらかすことがあります。All About 編集部が実施した「子育て中に起きた事件」についてのアンケートから、一歩間違ったら大事故になっていたかもしれない、ヒヤリとするエピソードを紹介します。
 

1.【締め出し事件】子どもがカギを掛けて締め出された母!

「家の中に私が入れなくなる事態が発生。ゴミ捨てのために外に出て慌てて家に帰ってきた途端、ドアが開かなくて焦りました。不運なことにその日は夫が出張中。管理会社に電話するとドアを壊すしかないと言われ、鍵を壊す事態になりました」(息子・2歳)
 
本当に一瞬だけだったので大丈夫だろうと甘く見ていたことを後悔したそう。事件後は、子どもだけで家にいることがないように、また自分だけ外に出る場合は面倒でもカギを外からかけるようになったとのことです。
 

2.【行方不明事件】子どもの姿がない、いったいどこへ?

「子どもの気配がしないと思って玄関の外に出てみるとポーチが開いていて。我が家はマンションの9階なので本当に焦り、同じマンションの人や近所の人に電話をかけまくりました。10分ほどで、10階にいる三男を長男が見つけてくれました」(息子・3歳)
 
その後、子どもの力で解錠できない鍵に変更したことで、同じような事故は起きていないとのこと。見つかった後も足の震えがとまらなかったというママ。翌日は筋肉痛になったほどだとか。
 

3.【転落事件】家の中も危険がいっぱい!

「朝、突然娘の『ギャー!!』という叫び声で目を覚ましました。あわてて起きると横で寝ていた娘がおらず、ベッドの足下に転落していました。落下した瞬間を見ていないのでどこを打ったのかも分からず、慌てて病院へ。レントゲンを撮ってもらって異常がないことが確認できてようやく安心できました。まさか娘が泣かずに一人で起きて、自分で動き、ベッドの足元側から転落するとは思っていなかったので……完全に油断していました」(娘・0歳)
 
ベッドの足元に棚を設置したそうですが、子どもの成長とともにできることや、動ける範囲も広がるので、日々、目が離せませんね。
 

4.【溺れかけた】お風呂のお湯張りは注意が必要!

「溺れる」といっても、プールや海での出来事ではありません。
 
「お風呂にお湯を張っていたとき、子どもがお風呂に行ってしまい溺れかけました。普段はお風呂の準備中はおとなしく遊んでいることが多いので想定外。夫がたまたまトイレに立ったときに、お風呂で溺れかけている長女を発見し救助することができましたが、発見があと少し遅れていたらと思うと……。子ども自身もとても驚いていてパニック状態になっていました。あの事故以来、お風呂に水が入る時は柵をすることにしました」(娘・2歳)
 

5【誤飲事件】それ、口に入れちゃダメなやつ!!

何にでも興味を持って口に入れてしまう時期は、食べ物以外のものに注意をしなければなりません。誤飲事件は多くの家庭で遭遇しているようで……。
 
「いつもどおり寝かしつけようとしたとき、娘の鼻息がスーピーと変な音がしたので鼻を覗いて見ると、ビービー弾が奥の方につまっていました。普段はかなり物静かでおとなしい性格なので、想定外! 慌てて飛び起き、赤ちゃんのころに使っていた鼻水を吸い取る機械を使って、取れるまで奮闘しました」(娘・1歳)

「夕飯のハンバーグに使おうとキッチンで解凍していた挽肉の形がえぐれたようになっていたので、まさかと思いましたが、子どもの手を見るとしっかり挽肉がついていて青ざめました。形跡から少量と判断しましたが、生肉だったためしばらく不安で様子を見ていましたが、体調の変化がなかったのでとりあえず一安心。生肉のついた手で触ったであろうベタベタな部分を掃除するのも大変でした……」(息子・1歳)
 
慎重な性格だったというお子さん。まさか口に入れるとは思わず、手の届くところに何も気にせずモノを置いていた状態だったそうですが、事件後は、モノの置き場に気を付けるようになったそうです。

あめや大豆、ミニトマトなど、詰まらせると窒息の危険があるモノに注意しなければならないことよく知られています。ほかにも、「化粧品を触った手を舐めてしまった」「ビニール袋を口に詰め込もうとしていた」「きょうだいが作った泥団子を食べようとした」など、誤飲エピソードは多数ありました。
 
 
夏休みも終盤戦。普段は学校に行っているきょうだいが家にいることで手が回らなくなったり、大人が複数いても逆に気が抜けるということもあります。常に気を張っているのは疲れがたまりますが、家の中でも外でも、常に命の危険と隣り合わせであることを意識して過ごしたいですね。


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