#5「レタス」がところどころピンク色です、食べても大丈夫?
実はこの変色は、レタスに含まれているポリフェノールが酸化したもので、害はなく、食べることができます。
Q. レタスの切り口から出てくる「白い液」の正体も気になる
この乳白色の液体(舐めるととても苦いです)のおかげで、レタスは害虫などの外敵から守られています。ちゃんと役割があるのですね。
これは一般的なレタスだけでなくグリーンレタスやリーフレタスなど、レタス全般に言えることです。
Q. 変色しない保存方法は? 野菜室はNG?
乳白色の液体は、切り口だけでなく葉の芯などにも含まれており、葉に液体が付着したままにすると、変色します。変色していても食べられますが、少しばかり苦いので洗ってから食べましょう。それでも苦みはあるので、できることなら変色させずに上手に保存したいものです。
Q. 包丁で切ってはいけない?
レタスは包丁で切ると細胞が壊れ、ポリフェノールがたくさん露出するので変色しやすくなります。手でちぎるのがベスト。また、切り口から出た液体が葉に付着すると、広範囲に変色してしまうので、切り口にペーパータオルを当てるのは必須です。
余談になりますが、レタスを保存する際に「切り口に小麦粉をまぶす」というものがありますが、これは乳白色の液体を小麦粉に吸わせて、葉に広がらないようにする方法です。