投稿主は慧人さん(@Yassun0222K)。6月1日に投稿されたゲーム機器・ニンテンドー3DSの画像は、一見すると机の上に実物の3DSが置いてあるように見えます。
ところが、慧人さんは「色鉛筆で3DS描きました! 画面の傷とか細かい部分まで描いてるから見て欲しい………!!!!!!!」とコメント。実際は紙に描かれた平面の絵とのこと。
このあまりにもリアルで立体的な絵には、「写真かと思った」「リアルすぎてびっくり」「本物より本物?」など多くのコメントが寄せられ、「いいね」は25万9000件を超えるなど大反響を呼んでいます(6月6日時点)。
今回、All About編集部では慧人さんを取材し、詳しいお話を伺いました。
立体絵を描き始めたのは4年前。3DSには“大号泣”の思い出も
――紙の上に3DSが実際に置いてあるかのように錯覚してしまいました。この絵のアイデアを思い付かれたきっかけ・背景をお聞かせください。慧人さん:4年ほど立体絵というものを描いてきて、ずっと描きたかった題材だったのでイラストにしました。立体絵を描こうとした理由は、元々写実的な絵を描いていたのですが、Twitterで他の方が立体的な絵を描かれているのを見て自分も描きたいと思い、その方から描く方法をお教えいただいて現在も描き続けています。
――「ずっと描きたかった題材だった」とのことですが、3DSには何か特別な思い入れがあるのでしょうか?
慧人さん:私が1番遊んだゲーム機器であり、1番長い間使っているものでもあるからです。買って2日で姉に驚かされて地面に3DSを落としてしまい、激怒しながら大号泣したのも思い出です(笑)。
――購入してわずか2日後にそんなハプニングがあったとは! 3DSには印象的なエピソードが詰まっていたのですね。では、絵を描くうえで苦労したところ・こだわったポイントはありますか?
慧人さん:画面の汚れや傷などの細かい部分を違和感なく描くのをこだわりました。
――SNSの反響へのご感想をお聞かせください
慧人さん:ここまで反響があるとは思っておらず、困惑しております……。
――ほかにもさまざまな作品を作られていますが、最後に、読者に伝えたいことはございますか?
慧人さん:他にも絵を描いていますのでそちらもぜひ見ていただけるとうれしいです! 特に、2021年10月に描いている文鳥、2021年5月に描いているビンコーラ、2021年1月21日の鍵の絵などでしょうか。
慧人さんのYouTubeチャンネルでは、3DSの絵が完成するまでのメイキング動画も投稿されています。気になる人は、ぜひチェックしてみてください!
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