「子・孫に勤めてほしい企業」ランキング! 3位「トヨタ自動車」、2位「地方公務員」、1位は?

リスクモンスターは、未成年の子・孫をもつ20~69歳の男女800人を対象に「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」について調査しました。子・孫に勤めてほしい企業の3位は「トヨタ自動車」、2位は「地方公務員」でした。果たして1位は?


リスクモンスターは、未成年の子・孫をもつ20~69歳の男女800人を対象に「第10回 お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」についての調査結果を発表しました。調査期間は、4月6〜8日です。なお、「公務員」も企業群に加わっています。

 

「子・孫に勤めてほしい企業」ランキング! 1位は「国家公務員」

第10回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」5位まで

子・孫に勤めてほしい企業の1位は、「国家公務員」(16%)でした。次いで「地方公務員」(15.4%)と続く結果に。前回の調査と同様に公務員人気が高く、3位は「トヨタ自動車」でした。

トヨタ自動車は、初回の調査から民間企業における1位をキープ。業種としては、トヨタ自動車やパナソニックなどの製造業10社が目立っています。なお、第5回調査から子・孫の両方で「国家公務員」「地方公務員」「トヨタ自動車」がトップ3にランクイン。今回の調査では「アップル(Apple)」(5位)も人気でした。
 

父母・祖父母が重視する企業のポイントは「経営の安定性」

「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業ランキング」/重視するイメージ

子・孫に勤めてほしい企業にいついて、重視しているポイントは「経営が安定している」(53.4%)が最多でした。次いで「過重労働・ハラスメントがない」(42.9%)、「やりがいがある」(40.4%)と続きます。「給与」や「やりがい」よりも、経営の安定性が重視される結果となりました。

子・孫・男子・女子の上位3項目は同じで、いずれも「経営が安定している」がトップとなりました。公務員人気からも、倒産やリストラの不安が少ない企業に勤めてほしいと考える父母・祖父母の様子がうかがえます。
 

就活生の「就職したい企業・業種ランキング」との比較

第8回「就職したい企業・業種ランキング」との比較

就活生向けの「第8回就職したい企業・業種ランキング」(2022年1月実施)のトップ20と、「子・孫に勤めてほしい企業ランキング」を比較すると、重複企業は約半数となりました。どちらも公務員が1位・2位を占めています。

一方で、子・孫に勤めてほしい企業ランキングで人気の高い総合商社(伊藤忠商事・三井物産・三菱商事)や国営企業(NHK)は、就活生ランキングにはランクインしていません。就活生ランキングと比較しても、父母・祖父母の「安定性」重視の傾向がうかがえます。


>次ページ:20位までのランキング結果


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