NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』第7週は「ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ」。料理人への道を進み始めた暢子(黒島結菜)、一方沖縄では良子(川口春奈)の縁談話で一波乱あり――。第7週のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第7週「ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ」
東京・銀座のイタリアンレストラン「フォンターナ」で料理人としての第一歩を踏み出した比嘉暢子(黒島結菜)。初日からオーナーの大城房子(原田美枝子)に10連勤を命じられ、てんてこ舞いです。シェフの二ツ橋(高嶋政伸)に心配されながらも、暢子は絶対にくじけないと誓い懸命に働き、次第に厨房の仲間たちからも信頼を得ていきます。
そんな中、賄いを作るのが料理人としての評価につながると知った暢子は、売り言葉に買い言葉でオーナーの大城と料理対決をすることに。暢子が勝てば賄い担当を許されますが、負けたらクビだと言い渡されてしまいます。課題のペペロンチーノを必死で研究する暢子を、上京してきた幼なじみ・砂川智(前田公輝)も応援します。智は暢子に想いを寄せ、暢子を追って食材卸の仕事に就いた様子。
一方、沖縄やんばるの実家では、姉・良子(川口春奈)が、製糖工場の御曹司・喜納金吾(渡邊大知)から執拗な求婚を受け続けていました。友人・石川博夫(山田裕貴)への想いがありながら、金吾との縁談を受けようとする良子。そんな良子を心配した妹・歌子(上白石萌歌)は石川が務める学校を訪れ、「良子ねーねーが結婚して幸せじゃないなら、ねーねーの結婚を止めて」と伝えます。そんな中、やんばるの実家に戻ってきていた兄・賢秀(竜星涼)は、石川の存在をネタに金吾の父から金を引き出そうと画策していました。
良子と金吾の顔合わせ当日。金吾が良子の薬指に婚約指輪をはめようとしたその時、石川がやってきました。賢秀に迫られた石川は、不器用ながらも懸命に良子への想いを語り「結婚してください」とプロポーズ。良子は涙ながら金吾に謝り、石川との結婚を決めるのでした。
良子と石川が晴れて結婚し、良子の幸せを喜ぶ暢子や歌子。一方で暢子には料理対決の日が訪れました。暢子は島ニンニクを使って及第点のペペロンチーノを作りますが、伝説とも謳われる房子は、厨房にあったシークワーサーの皮を使い、食べる人のことを考えて最高の料理を作り上げました。その味に感服した暢子は負けを認めますが、何とか頼み込んでクビを免れ、賄いを作ることも許されるのでした。
良子と石川がついにゴールイン!視聴者から祝福の声
良子と石川がようやく結婚し、視聴者からは祝福の声が殺到。一方で、暢子を追いかけて上京した智のことが好きな歌子は、複雑な心境です。また、ふらりと帰ってきて金にだらしないながらも妹思いな姿を見せた長男・賢秀は再び比嘉家を後に。4兄妹の今後の人生が気になる第7週でした。
Twitterでは「賢秀と博夫が向き合う場面とても良かった」「最初は儲けようとしてた賢秀が、石川の想いを知る中でどんどん自分の気持ちが良子を思う気持ちで変わってく演技が凄かった」「もはやただの犯罪者に成り下がってるニーニーが、叱られるどころか基本ずっと家族から歓迎されてるのも叩かれてるけど、問題の根本は同じで結局『男は度胸! 女は愛嬌!』って価値観で作ってるからな気もするし、人間結局自分にとって都合のいい差別には目を瞑るってことなのかな」など、賢秀をめぐってさまざまな思いが渦巻いています。
第8週は「再会のマルゲリータ」。オーナー房子から衝撃の宣言を受け、新聞社で働くことになった暢子は、幼い頃にやんばるで共に過ごした和彦(宮沢氷魚)と再会します。一方、良子は子どもを授かり、歌子は自分の夢に向かい歌手のオーディションに挑戦します。ツッコミどころや不満も多く賛否両論が続く本作ですが、沖縄4兄妹の行く末から目が離せません。
【バックナンバー】
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