昼ドラばりの物語展開と演出が話題のドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)。5月19日に放送された第5話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第5話のおさらい
深山家の末っ子・有沙(馬場ふみか)に見合い話が持ち上がりました。相手は貿易会社の御曹司・香川友貴(森田甘路)。仲人の根岸(田山涼成)から深山家当主・圭一(石橋凌)への取り成しを頼まれていたものの、すっかり忘れていた佐都(土屋太鳳)を有沙は責め立てます。
健太(松下洸平)は家の繋がりを重視する圭一は縁談を断るだろうと有沙を慰めますが、香川との縁談が深山家にとってメリットだと判断した圭一は目の色を変え、拒否する有沙を部屋に閉じ込めておくよう久美(木村多江)に命じます。有沙の幸せを願う佐都と健太は香川に縁談を断るよう頼みに行くも聞く耳を持ってもらえず。2人が家に戻ると、有沙が姿を消していました。
深山家総出で有沙の捜索を開始。跡継ぎの座への復帰を狙う長男・明人(尾上松也)と美保子(松本若菜)夫妻はチャンスとばかりに動き出します。一方、健太には有沙から連絡が入り、有沙が1年ほど付き合っている造園職人の彼氏・中島俊也(葉山奨之)宅に身を寄せていることが分かりました。
深山家のためにいつかは別れなければならないと理解しつつ、好きな人と添い遂げる幸せを純粋に願う有沙。佐都と健太は有沙を応援すると宣言し、久美とともに必死で圭一を説得して縁談を断る決断をさせました。しかしそれは有沙の居所をつかむための罠で、佐都と有沙が買い物をして俊也宅へ戻ると、そこには明人と美保子の姿が。2人は造園職人として独立し会社を持ちたいという俊也に多額の手切れ金を渡し、有沙との別れを決断させていたのです。
俊也があっさり手切れ金を選んだことに絶望した有沙は、深山家に戻り縁談を受ける覚悟を決めます。「受け入れているのではなく耐えているだけ。家族の一人でも不幸だったら幸せとはいえない」――佐都は圭一に必死で縁談を考え直すよう土下座をして頼み込みます。そんな佐都の姿を見た有沙は、「自分のためにここまでしてくれる人がいるとわかっただけでも幸せかもしれない」と佐都に告げ、「ありがとう、お義姉さん」と笑顔を見せるのでした。一方、健太は香川の元を訪れ、大事な妹を不幸せにしたら許さないと有沙への愛情をあらわにしました。
有沙の結婚準備を圭一から任された美保子は上機嫌。一方で有沙の本当の幸せを願う佐都、健太、久美は煮え切らない思いを抱えていました。久美は、子どもたちを守るために圭一に逆らわずにきた自分が間違っていたと涙を流し、「この家を変えて」と佐都に告げます。佐都と健太は「深山家を変える」という決意を新たにするのでした。
妹思いの健太の切ない演技に称賛殺到
妹思いの健太、家族思いの佐都、そんな2人に信頼を寄せる妹・有沙それぞれの気持ちが痛いほどに伝わってきて、思わず熱いものがこみあげてきた第5話。一方で、やんごとなき一族に生まれた女性ならではの幸せを求める強い覚悟が美保子から語られ、美保子にも彼女なりの苦労や信念があることが垣間見られました。
Twitterでは「泣いた…洸平さんの演技力、すごすぎた。さすがだった。妹を思う気持ち、愛情、、苦しいけど最大限の行動が表情、言葉、動きになって心震えた」「洸平くんの切ない演技ってほんまに心動かされるなぁ。ポロッと来た」「妹を思う兄の姿ほんとによかった」「今日の回を見たら健太みたいなお兄ちゃんが欲しかったなぁと思った。きっとそう思った人、私の他にもいると思う」など、松下洸平さんの好演と健太の妹思いぶりに称賛が集まっています。
深山家を変えたいという思いをともにし、佐都と健太を支持する人物が着々と増えていく中、有沙と香川の婚約が進んでいきます。2人の結婚準備を任された美保子から雑用を押し付けられ、客をもてなすための茶道の稽古も合わせて忙殺される佐都。一方、健太には深山グループの利益と佐都の家族を同時に守るという大きな試練が立ちはだかり――。ますます目が離せない第6話は5月26日放送です。
『やんごとなき一族』第6話 5月26日放送予告
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