木村拓哉さん主演のスポーツ青春ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)。5月19日に放送された第6話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第6話のおさらい
松葉台高校ボクシング部のコーチ・桐沢祥吾(木村拓哉)は、ピザ宅配アルバイトのデリバリー先で亡き妻・史織(波留)と瓜二つの女性に遭遇。一方、ボクシング部は来る関東大会に向け練習に打ち込んでいました。
そんな中、マスボクシング(パンチを当てないスパーリング)中に、部内一の実力を持つ1年生部員・西条桃介(村上虹郎)のパンチが、同じバンダム級2年の友部陸(佐久本宝)の目に当たってしまいます。眼科の診察では無傷だったと判明するも、ボクシングに向いていないと意気消沈する友部。西条と試合で当たったら負けると涙ながらにこぼす友部を、桐沢は努力してプロボクサーにまでなった甲斐誠一郎(安田顕)を例にとって励まします。
その後、ボクシング部顧問の折原葵(満島ひかり)が会計をしている際、桐沢と甲斐は思わず息をのみました。事務をしていたのは史織と同じ顔のあの女性だったのです。激しく動揺する桐沢を見て、写真で史織を知っていた葵も動揺。密かに葵に想いを寄せていた甲斐もショックを受けます。
そんな折、松葉台高校の校長・大場麻琴(内田有紀)が、勝手に強豪・京明高校ボクシング部との練習試合を決めてきました。麻琴は桐沢に本気になってほしいと発破をかけ、桐沢は「打倒京明」という目標を再び掲げ、部員たちへの指導にさらに力を入れていきます。
京明との試合を前に大半の部員が臆する中、自信満々の西条。桐沢は西条とスパーリングをすることで圧倒的な実力差を部員たちに見せつけ、努力の大切さを説き、部員たちのやる気に火をつけました。そして、出場メンバーを桐沢vs部員全員のスパーリング耐久レースで決めることを宣言。
制限時間1分内に桐沢からパンチを食らったら即部員交代を数巡した結果、桐沢が出場メンバーに選んだのは、玉乃井竜也(坂東龍汰)、水野あかり(山田杏奈)、天津大地(阿久津仁愛)、そして友部の4人でした。
桐沢の指導に熱が入り、その表情もみるみる変わっていきます。ボクシング部のコーチをして部員たちを指導することが新たな生きがいになり、史織のこともいい思い出として前を向いた桐沢。そんな桐沢に淡い想いを抱きつつある葵は、甲斐から「桐沢は史織のことを思い出にできているから問題ない」と助言され、動揺するのでした。
「努力が大切」肉体と言葉で諭す桐沢の熱い指導に感動の声
亡き妻・史織とそっくりの女性登場でどうなるかと注目が集まっていた第6話。桐沢が己の中で区切りをつけ前を向く姿が見られました。
Twitterでは「スパーリングシーン凄かった。桐沢は最初の頃と表情とか動きが全然変わってきてる。部員も最初からやる気のある子達だったけどさらに気持ちが入ってきた。大場校長も」「松高ボクシング部を演じているみなさんが、ドラマの撮影という設定を超えてご自身を投影して役柄に挑んでいるっていう瞬間が見えるのがいいなーと思う」など、どんどん本気モードになっていく桐沢と部員たちに称賛が集まっています。
また、「スパーリングがひたすらかっこよくて…!!!生徒の拳を軽い身のこなしでかわすところも汗だくだくで全員相手するところもいい…肉体だけじゃなく言葉でも努力が大切だと諭して指導してて、頼りがいのある桐沢コーチ」と、桐沢が放った名言に心を掴まれたという声も続出しています。
第6話ラストシーンでは、京明高校との練習試合メンバーから外れた西条桃介が暴力事件を起こすフラグが立ちました。スポーツ部活系ドラマでは王道の部員による暴力事件ですが、どうやら単なる事件には留まらない様子。西条にも何らか理由があるようで――。活動停止を言い渡されるボクシング部と西条に、桐沢はどう向き合うのでしょうか。気になる第7話は5月26日放送です。
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