前回は話題の時事問題ネタ満載で視聴者の爆笑を誘ったドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)。5月13日に放送された第4話では、ミタゾノによる驚愕のタイムリープが楽しめました。ストーリーをおさらいしつつ、Twitterに寄せられたコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第4話のおさらい
三田園(松岡昌宏)と本仮屋素子(山本舞香)は、「世界とコネを作る=セカコネ」で人気の社会科学者・有馬祥子(森口瑤子)の自宅に派遣されました。書籍執筆の〆切直前の中、昼食と夕食の用意と水回りの掃除を依頼された三田園たちは、2階には行かないようにと念を押されます。
テレビやオンラインサロンでは高らかに子育て論を語る翔子でしたが、その実態は引きこもりの息子・拓也(稲葉友)とうまくいかない問題を抱えており、2階には拓也の部屋があったのです。しかし三田園はあっさり2階へ上がり、拓也の部屋を覗き見ます。祥子から真相を打ち明けられ、素子は気合いとノリで拓也を部屋から連れ出そうとしますが、もみ合ううちに本棚が倒れて下敷きに。
その瞬間、祥子は三田園らがやってくる直前の時間に逆戻り。アシスタントの木原真美(長井短)、担当編集者の都築由紀夫(久保田悠来)は、自分たちが“タイムリープ”していることに気づきます。同じ時間を数回タイムリープした彼らは、きっかけは拓也だと考えます。しかし、編集長からの着信で現実の時間に気づいた都築。すべては拓也の依頼に応えた三田園によるもので、祥子たちは三田園の手刀で気絶させられ、タイムリープしていると思いこまされていたのです。
拓也は自分を家から出したがらず命を狙っている人物がいると言い、突き止めるために三田園に助けを求めました。三田園のアシストによって、都築と祥子が実は恋人関係にあること、原稿執筆をしているのに一銭ももらえないことに不満があったアシスタントの真美が、拓也のことをゴシップ誌にリークしたこと、そして、祥子自身が自分本意な欲求のために拓也を閉じ込めておきたかったことが暴かれていきます。
引きこもりの拓也を世話することで自分の存在意義を確かめていた祥子ですが、拓也はメタバースの世界では世界中のファンから神と呼ばれている存在。しっかり世界とコネを持っており、多額の収入も手にしていました。自分は必要なかったと絶望する祥子に、「母さんは母さん。俺には必要だ」と拓也。母子は互いへの愛を確かめ合うのでした。
愛され“ひー坊”と“もとやん”コンビの掛け合いが好評
多くのファンから愛される“ひー坊”こと村田光(伊野尾慧)は途中からの登場でしたが、謎解きのシーンで『金田一少年の事件簿』を模した小芝居を展開。三田園から「じっちゃんも泣いてるわ」とツッコまれました。
Twitterでは「オイシイところをもとやんに取られちゃうひー坊wwww天然ピュアコンビ愛おしいなぁ」「金田一と高槻先生が混ざったひー坊の推理。唯一無二」「ひー坊もとやんにセリフ取られちゃった」「ひー坊『そう』しか言わせてもらえない不憫…」など、不憫ながら笑えたという声が多く上がっています。
ミステリー作品的な謎解き展開と思わせながら、「TVerで見逃し配信を見ないと分からないような伏線は…ありません」ときっぱり否定した三田園には、「伏線ないんかーい!」「ないんかいwww」「ちゃっかり見逃し配信の宣伝まで」などツッコミが殺到。テンポのよいセリフの掛け合いに称賛が集まりました。
5月20日放送の第5話では、マッチングアプリで出会った女性にプロポーズする場を盛り上げたいとの依頼に、三田園と素子が派遣されます。訪れた豪邸では依頼主とレンタル家族の母親が待っており、ひょんなことからレンタル父まで登場して――。見知らぬものばかりの豪邸で巻き起こる混沌を三田園がどう料理するのか期待です。
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