コンビニ4社の「レトルトカレー」を食べ比べ!


ときどき無性に食べたくなるカレー。ただし、専門店やレストランでは1食1000円前後かかることもあるし、かと言って自分で作るとなれば手間も時間もかかる上、作ってからしばらくの間「カレーの日々」が続くこともあり、これも少々厄介です。
 

そんなときに手軽な価格でいただけ、しかもおいしいのがコンビニで販売しているレトルトのカレーです。おおむね200円前後で購入でき、温めるだけで簡単にレベルの高い味を楽しめます。
 

しかし、その味にはコンビニ各社でどのような違い・差があるのでしょうか。今回はセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ(TOPVALU)の4社のカレーをいただきつつ、各社の違いに迫りたいと思います。
 

セブン-イレブンのバターチキンカレーは、トマトの酸味と濃厚な味わいでスカッとする味! 

セブン-イレブン「7プレミアム 濃厚な味わい バターチキンカレー」198円(税別)


最近、コンビニ各社では「バターチキンカレー」が流行っているようです。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの3社はそれぞれオリジナルの「バターチキンカレー」をリリースしています。まずは、セブン-イレブンの「7プレミアム 濃厚な味わい バターチキンカレー」198円(税別)を見ていきましょう。スペックは以下になります。
 

・180g
・228kcal
 

「7プレミアム 濃厚な味わい バターチキンカレー」を湯煎し盛り付けたところ


パウチごと湯煎していただきましたが、まずひと口目で感じたのは、バターのコクやクリームの濃厚な味わいと、スカッとするようなトマトの酸味。相反する印象の味わいが複雑に混じり合い、次々とごはんを食べたくなるようなヤミツキ感があります。
 

具のゴロゴロ感が弱めなのはご愛敬(あいきょう)ですが、全体の味はかなりレベルが高く、「コンビニのカレーだ」と聞かなければ、高級専門店のカレーと思ってしまうかもしれません。
 

製造元はスパイスの名門「エスビー食品」。カレーに使用するスパイスはもちろん、あらゆる食材の足し算・引き算を駆使して作られたようなぜいたくな味を楽しむことができました。
 

ファミリーマートのバターチキンカレーは、セブン-イレブンよりもさらに強い酸味が売りの一品!

ファミリーマート「バターチキンカレー」212円(税別)


続いて、ファミリーマートのファミリーマート「バターチキンカレー」212円(税別)を見ていきましょう。パッケージはセブン-イレブンのそれと写真の印象こそ違えど、構成されている要素は似通っています。スペックもさほど大差がありません。
 

・180g
・209kcal
 

「バターチキンカレー」を湯煎し盛り付けたところ


ただし、価格はセブン-イレブンよりもファミリーマートの方が14円高い値付けです。この価格差が、味わいに反映されていることを期待しつつ、早速いただいてみます。
 

セブン-イレブンのバターチキンカレーも確かにトマトの酸味がありましたが、「バターチキンカレー」はさらに酸味が強調された印象です。また、バターや生クリームのコクも若干強く感じる一方、ほのかなスパイシー感が優しく味をシメてくれているようで実に食べやすいです。
 

カレーソースの随所にあるチキンはやはり小さめカットで、この点は少々寂しいですが、味全体はセブン-イレブンよりもうま味が増しているように思いました。製造元はセブン-イレブンと同じく「エスビー食品」。セブン-イレブンとファミリーマートでは、明確な差別化が図れているように感じました。
 

ローソンのバターチキンカレーは、新宿中村屋監修による「カリー」

ローソン「スパイスを楽しむ バターチキンカリー」275円(税別)


続いて、ローソンの「スパイスを楽しむ バターチキンカリー」275円(税別)を見ていきましょう。ローソンではカレーの老舗・新宿中村屋が監修する「スパイスを楽しむ」シリーズを展開しており、本商品もそのうちの1つ。他に「グリーンカリー」「キーマカリー」「レッドカリー」、「ビーフカリー」などがあります。
 

「カレー」ではなく「カリー」……。専門店などでは、「○○『カリー』」と口に出すことにややためらう感じがありますが、コンビニであれば「カリー」と言わなくても買うことができます。スペックは以下になります。
 

・180g
・331kcal 
 

「スパイスを楽しむ バターチキンカリー」を湯煎し盛り付けたところ


湯煎し、盛り付けると、見た目こそセブン-イレブン、ファミリーマートのそれと大差がない印象ですが、この時点で食欲を刺激するようなスパイスの香りが漂ってきます。
 

いただいてみると、セブン-イレブン、ファミリーマートのバターチキンカレーに比べ、酸味は極めて弱め。それよりもバターやクリームのクリーミーさと、スパイスの印象が強くなった感じで、これもまた美味でした。
 

ただし、値付けは今回食べ比べたコンビニカレーの中で最も高い276円(税別)。この差額が味に反映されているかと言うと、正直弱い印象も抱きました。ただし、新宿中村屋監修のカレーが手軽にコンビニでいただけるという点で言えば、この値付けにも目をつぶって良いようにも思います。
 

製造元は調味料や食品エキスの製造を行うアリアケジャパン。セブン-イレブン、ファミリーマートとはまた印象が違う、確かにおいしいバターチキンカレーでした。
 

ミニストップ(TOPVALU)のビーフカレーはまさかの78円(税別)のコスパ最高商品!

ミニストップ(TOPVALU)「ビーフカレー 中辛」78円(税別)


最後に、ミニストップの「ビーフカレー 中辛」78円(税別)をいただきます。ミニストップはイオン系列なので、イオンのプライベートブランド・TOPVALUブランドによるカレーです。
 

なぜここまでの紹介がバターチキンカレーだったのに突然ビーフカレーなのかというと購入時、TOPVALUのバターチキンカレーは終売となっており、やむを得ずビーフカレーをチョイスしたからです。A型の筆者、1個だけビーフカレーになったしまったことが、かなりもどかしいのですが、しかしこの価格を見てください。なんと78円(税別)。それでいて以下のスペックの通り容量もたっぷりです。
 

・200g
・183kcal
 

「ビーフカレー 中辛」を湯煎し盛り付けたところ


親しみやすい和風カレーです。中辛ですが、さほど辛くなく、辛いものが苦手な人でも食べられる範囲だと思います。牛と野菜のだしから出るコクが実に濃厚で、ごはんがどんどん進みます。具は、ごくごく小さい牛肉がお情け程度に入っているのは、価格から言って仕方ないと思う一方、この濃厚なコクにピッタリ合うジャガイモの具が多めに入っているのがうれしいところ。
 

製造元の表記はなく、販売元のイオンのみが裏面に記載されていましたが、いずれにしてもこの価格でいただけるカレー、かなり貴重な一品であることは間違いありません。
 

【まとめ】バターチキンカレーならセブンが1番! ミニストップ(TOPVALU)の圧倒的コスパも捨てがたい!

コンビニ各社ごと、カレーの傾向は全く違いました


ここまで、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ(TOPVALU)4社のカレーをいただきました。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの3社はいずれもバターチキンカレーでしたが、価格・味においての1番はセブン-イレブンの「7プレミアム 濃厚な味わい バターチキンカレー」でした。
 

他方、ミニストップ(TOPVALU)の「ビーフカレー 中辛」の圧倒的なコストパフォーマンスの良さも捨てがたく、以降コンビニでカレーを買う際は、迷ってしまうようにも思いました。皆さんは、どのカレーが気になったでしょうか。ぜひ本記事を参考に、あなた好みの一品を見つけてくださいね!


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