『月刊少年ガンガン』にて2001年から2010年まで連載された漫画『鋼の錬金術師』。2022年5月には、2017年に実写映画化された同作の完結編が公開予定など、改めて注目を集めています。
All About編集部では、3月10~31日までの間、10~50代の235人を対象にそんな『鋼の錬金術師』に関するアンケート調査を実施。今回はその中から好き・憎めないと思う敵キャラランキングを発表します。
3位:キング・ブラッドレイ(46票)
第3位はアメストリス国軍の最高指導者でありながら、7番目に造られた“憤怒”のホムンクルス「ラース」としてエルリック兄弟に立ちはだかる強敵でもある「キング・ブラッドレイ」。圧倒的な強さと冷酷な面を持ちながら、元々人間だったことやエルリック兄弟に好意的に関わるシーンがあるなど、親近感を感じさせる敵キャラです。回答者からは「人間からホムンクルスになってることもあり、人間味が感じられるところ。特に妻は自分で選んだというシーンがとても好き(30代男性)」「悪役として一本筋が通っていて、最後の戦いでの奥さんへの信頼を表すシーンでは敵ながら凄いところがすきです(30代男性)」などのコメントが集まりました。
2位:グリード(64票)
第2位は“強欲”のホムンクルス「グリード」。ホムンクルスでありながら自分の欲のために組織を裏切り人間の味方をしたり、「自分の物は全力で守り抜く」という理由でアウトローな人間の仲間を大切にしたりと、人情深い性格をしています。最期には融合していたリンを助けるために嘘をつき、自分だけ吸収されるなど、主人公にも匹敵する人気を集める敵キャラです。回答者からは「強欲ではあるが、相手を思いやる心も人一倍強いから(20代男性)」「ホムンクルスで唯一、人らしさがあった(20代女性)」「なんだかんだで最後は味方(40代女性)」などのコメントが集まりました。
1位:エンヴィー(66票)
1位に選ばれたのは“嫉妬”のホムンクルス「エンヴィー」。女性の姿を基本として、さまざまな人に化けることで戦いをけしかけていくトリックスター的存在のホムンクルス。ロイ・マスタングの同僚であるヒューズを殺害するなど、敵キャラとして残忍な悪行をこなしながら、醜い本当の姿にコンプレックスを抱いていたり最期には自害したりとどこか憎めないキャラクターをしています。回答者からは「あのラストシーンをみて最後まで憎む人なんていないと思います(30代女性)」「本当は人間が羨ましかったというのを認めて死んでいくのがとても悲しくて、憎めない(20代女性)」「最後、悪あがきするが可哀想なイメージだから(20代女性)」「なんか、エンヴィーの嫉妬する気持ちがわかる気がしたから(20代女性)」などのコメントが寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
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