大ヒット漫画を実写化した『ミステリと言う勿れ』では菅田将暉さん、『となりのチカラ』では嵐の松本潤さん、『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』では高畑充希さんなど、主演キャストも豪華だった、1月クールの冬ドラマ。中でも視聴者の注目を集めたのはどの作品だったのでしょうか。
All About編集部は4月1~11日、全国123人を対象に「主演俳優が良かった冬ドラマ」に関するアンケート調査を実施。その中から、票数が多かった人気ドラマを3つ紹介します。
日曜ドラマ『真犯人フラグ 真相編』(日本テレビ系)
まず名前が挙がったのは、秋元康氏企画・原案、2クール連続ドラマの後半にあたる『真犯人フラグ 真相編』。人が良すぎる主人公・相良凌介を演じたのは、俳優・西島秀俊さん。温厚な人柄で、妻の真帆(宮沢りえ)を常に大切に思い、子どもたちを深く愛する優しいパパです。衝撃的な事実が次々と浮上する中、普段は頼りない凌介が、仲間の助けに支えられ、必死に家族を助けようとする姿に感激した視聴者も多かったのでは?
挙げた理由に「西島秀俊のやさしいお父さんがとても感激できたと思います」「西島さんはいつもは強い役だったり上手にこなすのに、情けないお人よし感がただよっていた」「西島秀俊の演技が好きだから」などの声が寄せられました。
連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)
名前が挙がったのは、昭和から平成、そして令和と、3世代にわたるヒロインで注目を集めた『カムカムエヴリバディ』。初代ヒロインには上白石萌音さん、その娘の2代目ヒロインは深津絵里さん、そして3代目ヒロインには川栄季奈さんが起用されました。ヒロインが完全にバトンタッチする異色の本作。特に日本を代表する名女優・深津絵里さんの出演は、久しぶりの連続ドラマということで、多くの人々の注目を集めたようです。
回答では「三者三様の素敵な演技で毎日感動や元気をもらったから」「深津絵里さんが久々で、変わらぬ美しさと自然な演技で良かったから」「3人それぞれが個性を発揮する演技を見せてくれて豪華な主演トリオでした」などの意見が聞かれました。
月曜ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)
好評の声が多かったのは、田村由美さんの大ヒット漫画を実写化し話題を集めた、菅田将暉さん主演の『ミステリと言う勿れ』。今回、主人公・久能整のトレードマークの天然パーマはなんと菅田さんの地毛なのだとか。膨大な知識を持ち、独自の価値観を展開する整の、長いセリフや独特なたたずまいを見事に演じきりました。これまでも普通の青年から個性的な役まで、カメレオンの様に演じてきた菅田さんですが、本作でさらにその評価を高めたようです。
「セリフが多く難しい役だったと思いますが役によく合っていたし演技が上手だと思いました」「アフロの再現度が高い」「難しい役柄であるにもかかわらず、見事に演じ切っていた菅田将暉が良かったから」などの回答が寄せられました。
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