キャリアバイブルは4月2~4日、全国の正社員男女1000人を対象に「仕事の悩み」に関するアンケート調査を実施。その結果、全体の約半数が「仕事で悩んでいることがある」と回答し、最も多い悩みは「給与が低い」ことでした。
「仕事の悩み」、約半数が「ある」と回答
「現在の仕事で悩んでいることがあるか」について聞いたところ、46.9%が「ある」と回答。「悩みがある」と回答した人に複数回答式で理由を聞いたところ、3位は「仕事内容」(34.1%)、2位は「将来への不安」(39.7%)、1位は「給与が低い」(46.5%)でした。
「どのようなことで悩んでいるか」を具体的に聞いたところ、「給与が低い」と回答した人は、「給与が20年間上がっていない(50代男性)」「1つでは足りないのでダブルワークしている(50代女性)」といった声が寄せられています。
ほかにも「会社が存続できるのか。業績不振で解雇されるか(将来への不安/50代男性)」「コロナ禍の影響で一定の顧客層に対面できず、仕事や収入が減っている(将来への不安/60代男性)」「慣れない環境で業務内容を覚えるのが難しい(仕事内容/20代女性)」といったコメントも。
「仕事の悩みは誰にも相談しない」が圧倒的1位! その理由は?
「仕事での悩みを最初に相談する相手は誰か」を聞いたところ、圧倒的に多かったのは、「誰にも相談しない」(36.2%)でした。次いで、2位「家族」(20.7%)、3位「同僚」(13.2%)という結果に。3人に1人は悩みがあっても誰にも相談しないことが分かりました。
「誰にも相談しない」と回答した人に理由を聞いてみると、「結局は自分で解決しなければならない事だから(50代男性)」「嫌なら転職すればと言われるのが決まっている(50代男性)」「いろいろ説明するのがめんどくさい(60代女性)」といったコメントが寄せられています。
「自分の問題だから」といった前向きな意見もあれば、半分諦めのようなものもありますが、「誰かに相談しても悩みが解決するわけではない」という点で共通しているようです。
「家族や同僚に相談する」と答えた人の理由を見ると、「同じ思いをしている相手と気持ちを分かち合いたい(同僚/50代女性)」「気兼ねなく言いたいことが言える(家族/40代女性)」「いちばん自分を理解しており、話しやすい(家族/20代女性)」などのコメントが寄せられています。
「誰かに相談する」と回答した人は、「気持ちを分かち合いたい」「相談しやすい」など、ポジティブな意見が多く目立ちました。
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