本記事では、総合ランキングおよび年齢別、各ジャンル別の購買傾向を中心に紹介します。
総合ランキング1位は「アサヒ スーパードライ」
男女の総合ランキングTOP3は、3位「アサヒビール スタイルフリー」、2位「サントリー 金麦」、1位は「アサヒビール スーパードライ」でした。
3〜6位までは新ジャンルがランクイン。ビールよりも価格が手頃なうえに味も遜色なく、アルコール度数やカロリーオフなど、ユーザーの嗜好に合わせて選べるところが評価されたと見られています。
「レギュラービール」はターゲットの違いがはっきりと表れる
1歳刻みランキングのジャンル別「レギュラービール」を見ると、トップは総合1位の「スーパードライ」が獲得。総合9位の「サッポロビール 黒ラベル」は20代に支持されている一方、40〜60代になると徐々に順位を落としています。
総合21位の「アサヒ生ビール」も同様に、若年層から支持されています。反対に、総合7位の「一番搾り」は年齢が高くなるにつれ順位を上げており、「黒ラベル」とは全く正反対の結果に。各銘柄ごとのメインターゲットの違いがはっきりとグラフに表れています。
男女別で大きな違いが見られた「機能性ビール」
「機能性ビール」の年齢別ランキングを見ると、総合8位の「淡麗グリーンラベル」は30代で人気がピークとなり50代から徐々に落ちていく傾向にあります。
総合14位「一番搾り 糖質ゼロ」や同16位「金麦(糖質75%off)」も同じ動きのように見えますが、30代以降はほぼ横ばいという結果に。「金麦(糖質75%off)」は50代からやや人気が下降しています。
同ジャンルは男女別でランキングに大きな差が見られました。「金麦(糖質75%off)」を例に見ると、全年齢で女性のほうがランキングが高く、銘柄によって多少の差はあるものの、ほとんどが男性よりも女性に人気のジャンルとなっています。
「プレミアム系ビール」は高年齢層より若年層に人気
「プレミアム系ビール」は「サントリー プレミアムモルツ」と「サッポロビール エビス」を例に比較しています。予想に反して高年齢層よりも20〜30代の若者層に支持されていることが分かりました。
総合11位の「プレミアムモルツ」は、親近感のある「自分へのご褒美」という販売戦略で、敷居が高い商品といったイメージの払拭に成功したものと見られています。
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