GAテクノロジーズは、2021年の1年間に年収1000万円以上の人が成約した物件をエリアごとに集計した「住みたい街ランキング2022」を発表しました。調査対象は、同社が運営するオンライン不動産取引マーケットプレイス「RENOSY(リノシー)」に掲載された東京23区の賃貸物件です。
本記事では、調査対象全体のランキング結果を紹介します。
第3位:六本木(港区)
3位は、「六本木」。六本木ヒルズや六本木グランドタワー、東京ミッドタウン勤務者からの需要が高く、六本木7丁目の低層マンションなどが人気のようです。
「周辺環境」が満点(5点)のほか、「交通利便性」や「安全性」、「ステータス」で4点以上と高評価を獲得。調査対象者の職業を見ると、「金融・保険」「コンサルティング」「情報通信」がおのおの13.3%でした。
第2位:三田(港区)
2位は、2021年から9ランクアップで「三田」でした。イタリア大使館周辺の閑静で緑豊かなエリアや、麻布十番周辺に人気があり、高級低層マンションなどが注目されているようです。
評価項目別で見ると、「ステータス」がほぼ満点、「安全性」も4.5点以上を獲得しています。反対に、「交通利便性」と「生活利便性」への評価は低いようです。職業割合では、「不動産・建築」「金融・保険」「コンサルティング」がおのおの16.7%でした。
第1位:赤坂(港区)
1位は、「赤坂」。六本木や虎ノ門、大手町といったビジネス街へのアクセスが良好で、外資系金融や士業、IT、広告関連の高所得者層に人気のエリアです。
項目別では「ステータス」がほぼ満点のほか、「安全性」が4.5点、「周辺環境」が4点となっています。ランキング対象者の職業割合を見ると、1位「金融・保険」(29.2%)、2位「コンサルティング」(16.7%)、3位「情報通信」(12.5%)でした。
TOP3はすべて港区が独占。前回調査で1位だった「南麻布(港区)」や、2位「新宿(新宿区)」はトップ10圏外となっていますが、4位以下を見ても港区、六本木周辺の人気は高いようです。
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