保険マンモスは、500人を対象に実施した「確定申告」に関するアンケート調査結果を公表。同調査は、全国の確定申告をしたことがある20歳以上の男女500人(女性336人/男性164人)を対象に、インターネット上で実施しました(調査日:2022年3月7日)。
「確定申告をした理由」TOP3! 1位は「医療費控除」
全国500人に聞いた「確定申告」をした理由、第3位は「転職や退職により年末調整を受けていない」(108人)、第2位は「自営業、フリーランスなどで必須」(135人)。第1位は「医療費控除」(157人)でした。
医療費というと、「病院にかかった時のお金」というイメージが強いのですが、「松葉杖など医療器具の費用」や「通院の時に使った交通費」「風邪薬などの市販薬(治療に必要なもの)」「治療目的のマッサージ」などのほか、「6ヶ月以上寝たきりになった時のおむつ代(医師の証明書が必要)」などの費用も対象となります。
また、控除の対象となるのは自分で払った費用だけではなく、配偶者や子供はもちろん、生活費を仕送りしている親など、生計を同じくしている家族の医療費も申告できます。「医療費控除」は税金が戻ってくる可能性があるため、確定申告をする人の理由として関心の高い項目であるようです。
還付金があるかも? それでも確定申告をしない理由は?
「医療費控除」などにより戻ってくるお金があるかもしれないのに、確定申告をする人が増えないのは、なぜでしょうか?
500人に聞いた「確定申告のイメージ」で最も多かったのは、「面倒くさい」(34%)でした。
確定申告について、回答者からは「もっと簡単に申請出来たらいいなと思います。難しくはないけどちょっと面倒くさい」「めんどくさくて時間がかかるので、もっと簡単に作成できるようにしてほしい」「説明などの文言がわかりにくい部分があるのでわかりやすくなると嬉しいです」などの声が寄せられました。
実際に確定申告をした方法、1位は「e-Tax」
実際に「確定申告をした方法」で最も多かったのは、「e-Tax(国税電子申告・納税システム)で申告」(28%)でした。昔なら、確定申告書を手書きして税務署に持っていかなくてはなりませんでしたが、現在は自宅からパソコンやスマホでも申告できるようになりました。
「e-Tax」を利用する人は増えているものの確定申告をする人が増えない原因は、e-Taxは便利ではあるものの、識別者番号の取得やマイナンバーカードの登録など、わかりづらい作業が多いことも理由として上げられるのかもしれません。
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※回答者のコメントは原文ママです
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