日本生産本部のサービス産業生産性協議会は、2万6382人を対象に実施した「2021年 日本版顧客満足度指数(JCSI)」の調査結果を公開しました。
同調査は毎年、計30以上の業種や業態、約400社の企業を対象に年度6回(2021年度は4回)に分けて行われるもので、各業界の垣根を超えた満足度比較が可能となっています。
今回は「ドラッグストア」業界を紹介します。顧客満足度ランキングから見ていきましょう!
顧客満足度ランキング、11年連続で1位を獲得した企業は?
「ドラッグストア」業界の顧客満足度ランキングは、1位は11年連続で「ディスカウントドラッグコスモス」(76.6pt)でした。2位「サンドラッグ」(72.6pt)、3位「ウェルシア/ツルハドラッグ」(71.1pt)と続いています。ドラッグストア業界は、スギ薬局やマツモトキヨシなどを含む7企業・ブランドがランキング対象です。全体では2017年から2020年まではスコアが上昇していましたが、2021年には低下しています。
ディスカウントドラッグコスモスが6指標すべてで1位
6指標別(顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足、推奨意向、ロイヤルティ)では、ディスカウントドラッグコスモスが6指標すべてで1位を獲得。サンドラッグは、「知覚品質」「ロイヤルティ」を除く4指標で2位でした。3位以降は、ツルハドラッグとウェルシア、サンドラッグで評価を分けるかたちとなっています。
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【関連リンク】
・日本生産性本部 サービス産業生産性協議会(発表資料)