BBソフトサービスは3月1日、プラススタイル(+Style)事業において、ビーラボが販売するSIMフリーフィーチャーフォン「Punkt. MP02 New Generation」の取り扱いを開始しました。
カラーバリエーションは「Blue」と「Black」の2種類で、価格はBlueが4万7380円(税込、以下同)、Blackが4万4480円。ミニマルな仕様ながらも、ミッドレンジ相当の価格となっています。
そもそも「Punkt.」とは
同製品を製造するPunkt.は、スイスに本社を置く企業。同社の成り立ちとしては、2008年にペター・ネイビー(Petter Neby)氏が設立し、ジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)氏がアートディレクターとして参画した、と公式サイトに記載されています。
「Punkt.」という名前は、ノルウェー語やドイツ語などゲルマン語派で「点」や「ピリオド」などを意味する言葉に由来するようです(※ノルウェー出身のPetter Nebyにとって母国語がゲルマン語系であり、本社を置くスイスの公用語としてもドイツ語が使われています)。
同社はスタートアップのメーカーとして、2011年1月には初製品となる「DP 01 Cordless Phone」を発売。その後も、ミニマルなデザインに注力した製品を多数展開しています。「MP」シリーズはそんな同社が展開する携帯電話です。
日本国内向けとしては、2019年8月に+Styleブランドで「Punkt. MP02 4G Mobile Phone」(発表時の価格で4万4064円)が発売されていました。
「Punkt. MP02 New Generation」は従来機から何が変わったのか?
今回発売された「Punkt. MP02 New Generation」は、「MP02」シリーズの新モデル。グラスファイバーを採用した幅51.3mmのスリムな筐体で、通話/電話帳機能のほか、SMS機能、テザリング機能、電卓機能、カレンダー機能、リマインダー付きメモ機能、時計・各種タイマーといった必要最小限の機能のみを搭載します。また、IP52等級の防水/防じん性能も備えます。
同機は、仕様を見る限り、2019年に発売された「Punkt. MP02 4G Mobile Phone」と筐体のサイズなど、大部分のスペックが共通しています。
例えば、両機ともにサイズは約幅51.3×高さ117.0×厚さ14.4mm(最厚部)で、重さは約100gです。さらに、ディスプレイに2.0インチ半透過LCDディスプレイやGorilla Glass 3を搭載すること。1280mAhのバッテリーを搭載し、最大4時間10分の連続通話が可能なこと、なども従来モデルを踏襲しています(ただし連続待受時間の表記は最大12.5日から最大180時間へ減少)。
また、通話時に使うメインスピーカーのほか、背面に1.5W出力のハンズフリースピーカーが搭載されていること。プリセットの着信音をノルウェーのサウンドアーティストであるKjetil Røst Nilsen氏が手掛けていることなども、従来モデルと共通する特徴です。
一方、仕様表から明らかにアップデートが施されたことが分かる点としては、新色「Blue」が追加されたこと。そして、2019年モデルではOSがAndroid 8.1(AOSP:Android Open Source Project版)だったのに対し、2022年モデルでは独自OSの「アポストロフィー(APHT 1.0)」が搭載されていること、などが挙げられます。使い勝手に関しては、応答性の向上や、内蔵セキュリティの強化、USB Type-Cのデータ転送の対応などの進化を果たした、とされています。
また、Bluetoothの対応バージョンも旧モデルでは、Ver 4.1だったのに対し、新モデルではVer 4.2に変わっています。
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