NHKの番組改定によって『おかあさんといっしょ』の放送時間がこの春から夕方6時台に変更されることが発表されました。
変更の目的は、共働きなどによって増えている保育園児の帰宅時間のピークに合わせるため。夕方6時台の放送は1959年の番組スタート以来、初めてということもあり、子育て世代を中心に話題になっています。
そこで今回、All About編集部では2月25~28日、19~69歳の男女500人を対象にNHK教育番組に関するアンケート調査を実施! 本記事では、「子どもの頃好きだったNHK教育番組ランキング」を紹介します。
第3位『できるかな』(1970~1990)122票
3位に選ばれたのは、『できるかな』。ノッポさんとゴン太くんのコンビが楽しく工作する番組です。放送終了から30年以上たった今でも印象に残っている人が多い様子。選んだ人からは以下のようなコメントが集まりました。
「ノッポさんが毎回いろんな工作をするのを見るのが大好きでした。あの出来るまでのワクワク感は今でも覚えています(40代・男性)」
「テレビを見て作ることが好きだったから、家にあるものでできるものを題材にしているから(30代・女性)」
「元々工作が好きだったのでできるかなはもちろん好きでした。ゴン太くんとノッポさんもインパクトありました(50代・女性)」
「しゃべらないのっぽさんがとても印象的。器用にはさみを使いこなして、作り上げるところに感動したことを今でも覚えている(40代・女性)」
「なんとなくホッとする番組で中学生くらいになっても好きで見ていました(40代・女性)」
第2位『天才てれびくん』(1993~)144票
続いて2位は『天才てれびくん』。「テレビ戦士」と呼ばれる、自分たちと同年代の子役タレントが出演していたから見ていたという人が多数。今でいう「推し」の出演者がいたという声も寄せられました。回答者コメントを紹介します。
「天才てれびくんは特に出演していた子役の子にすごく憧れていた。あんな風になりたいと思っていた(20代・女性)」
「天才てれびくんが一番人気があった頃?で生田斗真くんやウエンツくんが出ていて毎日夕方見てました(30代・女性)」
「天才テレビくんは、同世代や年の近い子供たちがテレビに出ていて、親近感があったから(20代・男性)」
「当時テレビを見ていた私と同年代の子役タレントさんが沢山出ていたので、クラスの綺麗な子、かっこいい子を眺めているドキドキ感のようなものを感じました(30代・女性)」
「天才テレビ君が一番のお気に入り。内容が多種多様で飽きることがなかった。カードを送ったら返事が来た(20代・女性)」
第1位『おかあさんといっしょ』(1959~)260票
見事1位に輝いたのは『おかあさんといっしょ』。選んだ人からは以下のようなコメントが集まりました。
「おかあさんといっしょのゆうこお姉さんが大好きでした(30代・女性)」
「小さいころから、小学校に入っても見ていて母に『もう赤ちゃんじゃないから』と言われていたのを思いました(40代・女性)」
「田舎でテレビくらいしか娯楽がありませんでしたが、同世代の子供が写っているだけでも嬉しかったのを覚えています(30代・女性)」
「おかあさんと一緒は、中学生になっても見てました。子供でいていいんだという子供目線、肯定感が心地良かったです(50代・女性)」
「幼少期は歌って踊るおかあさんといっしょがテレビのすべてだった。母もよく一緒に歌ってくれた(30代・女性)」
長寿番組である『おかあさんといっしょ』が貫禄の1位に。幼少期を過ぎても観ていた人、また母親との思い出とともに記憶に残っているという人が多いようです。
以上がTOP3でした。あなたが好きだった番組はランクインしていましたか。世代を超えて愛され続けているNHK教育番組。今回の放送時間の変更で、多くの家庭が“リアタイ”しやすくなることを期待したいですね。
※回答者コメントは原文ママです
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