働くママが優先したい時間、2位「休息・睡眠」を抑えた1位は?「女性はなぜ仕事を優先しにくい?」の声も

子どもを持つ働く女性456人に聞いた「2021年優先した時間・2022年優先したい時間」。コロナ禍も3年目に入った本年度の調査では、疲れが蓄積している人が増えていることがうかがえる結果も……? 働くママが優先したい時間TOP5を発表します!

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関「しゅふJOB総研」を運営するビースタイル ホールディングスは、就労志向のママ層を対象に実施した「優先した時間・したい時間」に関するアンケート調査結果を公表。同調査は、子どもがいる全国の女性456人を対象に、インターネット上で実施しました。
 

働くママが2022年「優先したい時間」TOP5。疲れているママが増加中?

2022年に優先したい時間
2022年に「優先したいと思う時間」の1位は、「家族のコミュニケーション時間」でした。前年度調査で3位だった「休息・睡眠時間」が、今回は2位に浮上。2020年から始まったコロナ禍も3年目に入り、十分に休めていない、疲れが蓄積しているママが増えているのかもしれません。
 

2021年、実際に「優先した時間」は?

2021年に優先した時間
では、働くママが2021年に「実際に優先した時間」を見てみると、「家事・育児・介護の時間」が47.1%で1位。次いで2位は、「優先したい時間」では1位の「家族のコミュニケーション時間」でした。
 

「自分の時間が取れない」。家事や育児と仕事について感じること

「2021年に実際に優先した時間」でも「2022年に優先したい時間」でも3位にランクインした「仕事時間」。

家事や育児と仕事について、回答者からは「キャリアを考えていても、家事がついて回るので自分の時間がうまく取れない(50代・派遣社員)」「子供がいると負担は基本的に女性にかかるので、働きにくい(40代・今は働いていない)」「家族が増えると仕事と家庭の時間とのバランスが非常に難しい。お金が足りないのでもっと働きたい(30代・今は働いていない)」などのコメントが寄せられました。
 

「女性はなぜ、男性よりも仕事を優先しにくい?」の声も

「子供を持つという選択をしても、特に小学校に入るまでは仕事時短で子供と過ごせる環境が当たり前に保証される社会であってほしいと思います(50代・フリー/自営業)」「女性はなぜ何かよりも仕事を優先できにくいのかな、とよく思う。男性が仕事一番にしていても非難されることはほぼないのに、同じことを女性がすると、男女問わず非難の目で見られると感じる(40代・パート/アルバイト)」など、子どもを持つ女性が働きやすい職場環境への希望の声も上がりました。

一方、「1日に8時間仕事をし、家事も6時間はこなしている。土日は洗濯と買い出しに追われる。それでも仕事はお金のためだけでなく自身の存在を確立出来る大事なものと感じる(40代・派遣社員)」「キャリアアップやたくさん働くことが本当に女性にとってプラスなのか? 家庭全体の幸福度と妻の幸福度の相関を見てみたい(30代・正社員)」などの声もありました。


>「働くママが2022年に優先したい時間」9位までの全ランキング結果を見る


※回答者のコメントは原文ママです


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