久世福商店の「あんバター」に「濃厚タイプ」が登場! 従来の「あんバター」と何が違う?

SNSでも人気の「あんバター」は、あんことバターの両方を楽しめる組み合わせ。久世福商店にも以前から「あんバター」がありますが、実は「濃厚タイプ」の「北海道大納言小豆の濃厚あんバター」もあるのです。 何が違うのか、食べ比べてみました。

久世福商店の「北海道大納言小豆の濃厚あんバター」(画像は全て筆者撮影)

SNSでも人気の「あんバター」は、あんことバターの両方を楽しめる組み合わせ。あんこの甘さとバターのコクや塩気がすごくマッチしますよね。
 

こだわりの食品を販売する久世福商店にも「あんバター」がありますが、実は「濃厚タイプ」の「北海道大納言小豆の濃厚あんバター」(以下、「濃厚あんバター」と表記)もあるのです。どのくらい濃厚なのか、何が違うのか食べ比べてみました!
 

そもそも何が「濃厚」になったのか?

「濃厚あんバター」(左)と「あんバター」(右)


従来のあんバターと比較して濃厚になった「濃厚あんバター」は、バターのコクに大きな違いがあります。従来品の1.6倍量となるバターを配合したことで、バターの味わいがアップ。また粒の大きい北海道産大納言小豆のあんを使うことで、粒々とした食感もアップしています。メインの材料であるアズキとバターの両方で、レベルアップをしているわけですね。
 

内容量に違いはない

内容量は「濃厚あんバター」も「あんバター」も同じ125gです。スーパーなどに売っている一般的なジャムは内容量200〜300gの間が多いので、それと比較すると小ぶりな印象です。
 

価格は濃厚あんバターの方が高い

気になる価格ですが、濃厚あんバターは495円(税込、以下同)、「あんバター」は430円です。濃厚なだけに、価格も少し高くなっています。
 

油脂分の多さが分かる

左が「濃厚あんバター」、右が「あんバター」


ふたを取ってみると、若干色味に違いがありました。濃厚あんバターの方が少し白っぽくなっているのです。白くなる原因は、バターの油脂分。濃厚あんバターの方が油脂分が多いようです。
 

気になるカロリーは?

濃厚あんバターが373kcal、あんバターは297kcal(100g当たり)


あんバターで最も気になるのは、カロリーではないでしょうか。糖分が多いあんこ、脂肪分が多いバターなので、どのくらいあるのか心配になってしまいます。
 

それぞれ100g当たりの熱量は、濃厚あんバターが373kcal、あんバターは297kcal。約70kcal の違いがあります。バターが多く使われているだけあって、濃厚あんバターの熱量は少々高めですね。
 

あんバター自体の固さ

固さはほとんどない

スプーンで取ってみたときの硬さですが、これに関しては両方ともほぼ変わりません。バターが固まっているわけではないので、スプーンをすっと入れることができます。
 
左が「濃厚あんバター」、右が「あんバター」

パンに塗るときも、スーッと伸びます。ダマにならないので、塗りやすいです。
 

トーストにしたときのトロトロ感や風味

トーストにすると「濃厚あんバター」の方がとろっとする

食パンに塗ってトーストにしてみました。

トーストしたあんバター

「あんバター」の方は、あまりとろみが出ずに、焼く前とあまり変化はありませんでした。

トーストした「濃厚あんバター」

焼き上がったときの、とろっとした感じは濃厚あんバターの方が強いです。

パンの耳部分に「濃厚あんバター」が垂れていく


バターが溶け出すこともあり、香りも濃厚あんバターの方が良いと感じました。
 

味に関しては明確な違いがありました。あんバターはアズキの味が強く、濃厚あんバターはバターの味が強いです。口の中に、けっこう残る味。2つを食べてみて、アズキが好きか、それともバターが好きかで選ぶのも良さそうです。
 

抹茶やミルクのあんバターも

久世福商店の「あんバターシリーズ」、実はこれだけではありません。
 
「抹茶あんバター」(左)や「とろけるミルクあんバター」(右)

「抹茶あんバター」(495円)や「とろけるミルクあんバター」(430円)などもそろっています。いろいろな味を試してみて、自分のイチオシを見つけるのも良さそうですね。



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