2月20日に放送された『真犯人フラグ』第17話では、前半戦に散りばめられた数々の伏線が回収されました。監禁されていた橘一星（佐野勇斗）も無事生還したものの、彼にはまだ隠していることがある様子――⁉ ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題の考察とともに今後の見どころをご紹介します。
第17話のおさらい
誘拐事件について話すと思われた相良篤斗（小林優仁）。出てきた言葉は「僕はパパの子じゃないの？」でした。以前、姉・光莉（原菜乃華）が言ったことを気にしている様子。責任を感じる光莉は、まずは父・相良凌介（西島秀俊）に相談しようと二宮瑞穂（芳根京子）に言われ従います。しかし、菱田朋子（桜井ユキ）から、二宮には気をつけたほうがいいと言われたことが頭をよぎります。
一方、菱田と山田コーチ（柿澤勇人）は、車中で「あっちゃんが事件のことを話したら、私たち終わる」と密談。刑事の阿久津（渋川清彦）と落合（吉田健悟）は木幡由美（香里奈）を取り調べます。木幡は篤斗の話題にしか反応を示さず、誘拐ではなく帰ってきたの一点張り。宗教団体・かがやきの世界にあった遺体は、木幡の元夫・中村充（前野朋哉）とその母のものでした。教祖への取り調べにより、木幡と教団は共犯関係にないと判断されます。
凌介への信頼を取り戻した篤斗は、木幡の家に監禁されてからの話をし始めます。最初は逃げようとしたものの、押し入れに隠された冷凍遺体の少年を見せられ、身体が動かなくなってしまったこと。自分は両親の本当の子じゃないと言われたり、山中で凌介が真帆を刺す場面を見せられたりしながら、木幡が本当のお母さんだと洗脳されたこと。
しかし凌介は、河村（田中哲司）がYouTuberぷろびん（柄本時生）から得た情報により、それはお芝居だと説明します。かがやきの世界では、山中で人を刺したり殴ったりする芝居をうち、すっきりした気になるという儀式があったのです。
本木陽香（生駒里奈）の取り調べが行われる中、陽香の自宅に監禁されていた橘一星（佐野勇斗）が脱出に成功します。病室にかけつける凌介、光莉、瑞穂。再会を喜ぶ中でやってきた一星の母は、頭から血を流していました。本人は慌てて転んだというものの、阿久津と落合はその病院で強羅（上島竜兵）と遭遇しており――。
日野（迫田孝也）が営むバー「至上の時」に集まった帰り道で、瑞穂は猫おばさん（平田敦子）に会い、「あなたは決断を迫られる。もう間違わないようにね」と言われます。そこに、一星の親友・金城（青木瞭）から、陽香と一星は昔つき合っていたという情報が。一星に確かめると、それは事実でした。高校時代、陽香の自殺未遂を止めたことがきっかけで出会い、つき合っているフリをして陽香をいじめから救ったのです。
陽香を疑いたくなかったから皆にも言えなかったと言う一星に、本当に守るべきものは目の前にあると瑞穂。その事実を凌介にも伝えます。凌介はふと、瑞穂がいつも聞いているテープについて問います。中身は瑞穂の姉による落語でした。そして、凌介の目をまっすぐ見て言うのです。「姉は殺されました」――。
謎の葬儀屋・陽香と一星の接点が判明！
光莉からの電話に出ず、PCで何か作業をする一星。一方、配送員・虎太郎（坂東龍汰）が、篤斗の病室に荷物を届けるところで終幕した第17話。荷物には、凌介から篤斗宛の荷札が貼られていました。散りばめられた数々の伏線が回収されつつも、また新たな謎が生まれる展開となりました。
Twitterでは、「一星なんで病室で久々に会った光莉に髪切った？って言ったのか。あの美容室の予約電話と繋がる？」「お母さんが怪我してる割に一星はあんまり心配してないよね。おそらく、誰にやられたか察しがついてるんでは？」など、一星を疑う声が続出。また、ラストシーンで怪しい笑みを見せた虎太郎には、「菱田さんに気づかれないようにキヨくんをダンボールに入れてきたんじゃ？」との考察に共感の声が集まっています。
2月27日放送の第18話では、姉を殺された過去のある瑞穂から、凌介に協力していた理由が語られます。また、凌介が失くしたトランクルームの鍵、真帆と木幡の接点についても明らかになる様子。そして、河村が強羅に調査を依頼する“ある人物”とは――？ ラスト3話に注目です。
『真犯人フラグ』第18話 2月27日放送予告
【おすすめ記事】
・『真犯人フラグ』考察「犯人だと思う人物」ランキング！ 3位「菱田朋子」、2位「相良真帆」、1位は？
・『真犯人フラグ』考察「犯人につながる怪しいと思ったシーン」3選
・芳根京子、つまみ食い姿が「可愛すぎる」と話題！ 『真犯人フラグ』公式がオフショットを公開
・『真犯人フラグ』考察「犯人であってほしくない人物」3選！ 「相良凌介の二重人格説はマジで勘弁」などの声も
・『真犯人フラグ』考察「犯人だと思う人物」3選！ 二宮瑞穂、日野渉、あと1人は……？
