1998年の連載開始から何度も長期休載になりながら、いまだに根強いファンが多い少年マンガの金字塔『HUNTER×HUNTER』。6系統ある念能力もそれぞれ個性があって魅力的ですよね。
そこで今回、All About編集部はファン188人にアンケートを実施! 「好きな念能力ランキング」を発表します。
1位「変化系」
1位に輝いたのは「変化系」。好きな使用キャラとして挙がったのは、キルア、ヒソカ、ビスケなど。また、変化系のファンは以下のような「好きな理由」まで書いてくれる方が多く、愛されていることが感じられました。
「キルアの電撃は憧れる(30代・男性)」
「ヒソカです。作品においての念能力がなんたるかは全てヒソカから教わりました。『変化系はうそつき』の言葉で同じく変化系のキルアを並べた時に納得してしまいました(30代・女性)」
「ビスケット=クルーガー。大人になると分かるあの念能力のチートさよ……現実に欲しいです!(30代・男性)」
オーラを電気に変えるキルアや、ガムとゴム両方の性質を併せ持つ「伸縮自在の愛(バンジーガム)」を駆使して戦うヒソカなど、応用力の高さや戦闘シーンの格好良さが人気の秘密なようです。
2位「特質系」
続いて2位にランクインしたのは「特質系」。好きな使用キャラとして挙がったのは、クロロ、クラピカ、ネオンでした。
ヒソカの独断と偏見による性格診断では「個人主義者・カリスマ性あり」。魅力的な使用キャラの多い特質系が、主人公・ゴンの強化系を抑えて2位に。
他人の念能力を盗むクロロの「盗賊の極意(スキルハンター)」や、全6系統の能力を100%の精度で使えるクラピカの「絶対時間(エンペラータイム)」など、チート的な強さを誇ることも人気の理由かもしれません。
3位「強化系」
次いで3位は「強化系」。好きな使用キャラとして挙がったのは、ゴン、ネテロ会長、カストロでした。
ヒソカには「単純で一途」と評される強化系。ゴンやハンター協会会長のネテロなど、主人公格が使っている王道の能力ということもあってか、3位の人気を集めました。
また、そんな2人に続いて名前が挙がったのはカストロ。奇体の才能を持っていたにもかかわらず、強化系である自身とは相性の悪い具現化系・操作系の複合能力である「分身(ダブル)」を独学で習得してしまい、ヒソカに惨敗しました。
一途ゆえに間違った道を突き進んでしまった彼が、ウイングさんのような師匠のもとで「虎咬拳」だけ極めていれば……! ネテロ会長くらい強くなったのかもと思うと切ないですね。
6系統の設定やキャラクターとの密接な関係、そして制約と誓約など、その後の能力系バトル漫画に多大な影響を与えた「念能力」は、『HUNTER×HUNTER』の魅力的な世界観を支える重要な要素といえるでしょう。
さらに、最新の王位継承戦編では、念能力に加えて守護霊獣の能力も登場。さらに複雑なバトルが繰り広げられています。早く続きが読みたい……!
次に新作が読めるのは、いつになるのか? 休載したまま年号が変わってしまった『HUNTER×HUNTER』。2022年こそ連載再開を期待したいですね。
※回答者のコメントは原文ママです
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