約4割の学生が「UIターンや地方での就職」を希望
UIターンや地方での就職を希望すると回答した学生は38.7%でした。2020年6月に実施した2021年卒学生へのアンケートの結果と比べると、16.9ポイント増加していました。コロナ禍でUIターンや地方での就職を希望する学生が増加したことが分かります。
「家族や友だちのいる地元のほうが、安心して生活できると思う」「コロナ禍で一人暮らしをしていて、今後も一人暮らしをすることに不安を感じた」などのコメントが寄せられました。
UIターンや地方での就職を希望するうちの8割が「地方での就職」を希望
UIターンや地方での就職を希望する学生のうち、新型コロナウイルスの流行によって「より地方での就職を希望するようになった」と回答した学生が37.0%に上りました。「どちらかと言うと地方での就職を希望するようになった」(47.1%)と合わせると8割を超えます。
「地方のほうが、新型コロナウイルスの感染も少なく、安心して生活できると思う」「地方から東京の大学に進学したものの、コロナ禍で人との交流がなく、東京に友だちや知り合いがいない。卒業後は、家族や友だちがいる地元に帰りたい」「外出自粛などで友だちと飲食を共にする機会が減り、必ずしも都市部にいる必要を感じなくなった」などの声が上がりました。緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置の適用が、就職活動にも影響をもたらしていることが分かります。
UIターンや地方での就職を希望する理由は「地元に貢献したい」が最多
UIターンや地方での就職を希望する理由は、「地元に貢献する仕事をしたいと思ったから」(40.2%)が最多でした。次いで「家族と一緒に暮らしたいと思うから」(35.2%)、「もともと卒業後は地元に帰ろうと思っていた」(32.8%)と続きました。
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