まず、転職先に入社後、「悪い意味で想像と違ったこと」はあるかについて調査したところ、49.7％の人が「ある」と回答しました。その具体的な理由について、TOP3をエピソードとともにご紹介します。
第3位：休日や勤務時間／15.8％
会社の求人を見る際に必ずチェックする「休日や勤務時間」。そこが実際とは異なり、「話が違う」と感じる人も。「携帯貸与で時間外は出なくていいと言われてたけど、実際は夜も土日も対応しないといけなかった」「条件と状況が違っていた。残業はないといわれていたが毎日残業等」「残業なしのはずが、毎日残業ありで、休日出勤までさせられた」など、「休日出勤や残業が求人時に記載されていたものと全然違った」というコメントが寄せられました。
中には、「完全週休2日という条件をうたい文句で募集していたが、仕事が忙しいときは土曜出勤は社員として当たり前という空気だった。忙しいときに土曜出勤を無視して休んだら入社後3カ月は臨時社員3カ月後に正社員登用という条件が適用されなかった」「営業の会社に入ったら、求人には週休2日制と書いてあったが、休みなんかほぼなし。車で寝泊まりさせられたり、早朝から仕事させられたりと、いまでは考えられない労働条件でした」などのエピソードも。
第2位：職場の雰囲気や環境／16.3％
開示されている求人情報や面接だけではわからないことが多い「職場の雰囲気や環境」。「ベンチャーに転職したとき、想像以上に体制ができていなくて心配になった。案の定しばらくして解散となり、その後はわからない」「会社のシステムが思った以上に整っていなかった」など、システムや働く環境が整っておらず、不安になったという声も。さらに、「社員が仲良しこよしで競争し合わない」「余りにも昭和感が漂いすぎている」「社内の雰囲気が暗く外から来た自分に対してどこか、排他的な態度をとられた」「全く仕事がないしみんながヘビースモーカーでたばこ臭かった」などのほか、「働きやすい快適な職場と聞いていたのに空調などがきいていなかったりして暑かったり寒かったりで快適では無かった」など、設備面でのコメントもありました。
第1位：人間関係／24.2％
「面接時、会社訪問した際はみんな笑顔で感じが良かったが、入社して人間関係が複雑なのが分かった」「面接に行ったときは職場の雰囲気が良く人間関係は良好だと思っていたが、入社したら人間関係のトラブルが多発していて職場の雰囲気が最悪だった」「職場見学の時と違い、人間関係が想像以上にドロドロしていた」など、中に入ってみたら面接時の印象とまったく違った、の声が目立った「人間関係」が1位でした。さらに、「面接の時は感じが良さそうでしたが、現場では別人みたく性格が悪く嫌われていました」「意地の悪い同僚がいて、こいつのせいで離職率が高いのだなとわかった」「すごく楽しく働けそうに見えましたが、上司がすごく嫌な人でした」など、ある特定の人の影響が大きいケースも。「きちんと教えてもらえると思っていたのに、わかっているを前提にさっと教えられ、後はノータッチ。聞きたい時に誰もいないという酷さ。聞くと、何がわからないの？と逆ギレされた」など、転職直後から戸惑ったというエピソードもありました。
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