「火がついたようにキレだす」「怖くて連絡できない」言い出せない理由
「養育費を減額された/貰えなかったことがある」と回答した人のうち、「状況の改善のために働きかけたことがない」と回答した人は、東京で27%、大阪で31%でした。働きかけたとしても……「数回だけ」「脅迫紛いの行為」
一方、「働きかけたことがある」と回答した人でも、「何度か話し合いの場を設けたが、声を荒げ話し合いにならなかった」「裁判所に勧告してもらったが、また数回だけで払われなくなった」「一度、親戚から電話をかけてもらったが無視された。DVなどの問題があり、協議や調停を行うと負担が大きい。弁護士は費用が高額となるので難しい」「何度も電話で話し口座を聞かれ教えたが一度も振り込まれなかった」「弁護士に相談しましたが、相手方から脅迫紛いの行為があり弁護士が手に負えないとの事」など、働きかけたとしても、改善に向かわないケースも多数見られました。養育費は、監護している親のものではなく「子ども本人のもの」であり、子どもの権利。養育費を貰えなかったために子どもの選択肢が狭まってしまうことのないよう、全ての子どもの養育費が確保される制度を見直す必要があると考えられます。
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