ヤマップは、同社が運営する登山地図アプリ「YAMAP」の活動日記数データを集計し、「2021年に『登られた山』ランキング」を公開しました。データの中から「登頂数」をもとに、北海道から九州まで計10エリア別の「登山家に人気の山」を選出、ランキング形式でまとめたものです。
本記事では、北海道エリアTOP3の山を紹介します。※ポイントは2021年1月1日~11月31日の登頂数を集計した人気指数です。1位を100ptとし2位以下を相対評価。
第3位「樽前山」45.7pt
3位は、苫小牧市に位置する「樽前山(たるまえさん)」でした。標高は1041m、明治42年の噴火によって出現した巨大なドームが特徴の三重式活火山です。
7合目である樽前ヒュッテまでは車で約60分、頂上までは約50分ほどで登頂可能。現在も活動を続けている山頂のドームは登山禁止区域のため、標高1031mの外輪山の一角「東山」を頂上としています。
第2位「三角山」65.5pt
2位は、札幌市にある「三角山」です。標高は311mで、登山道も整備されているため、登山初心者におすすめの山です。休日にはお年寄りから幼児、トレイルランナーが自然を味わいながら登山を楽しんでいます。ゆっくり登っても頂上まで1時間ほどで、旅行の合間に気軽に足を運べるところも魅力です。頂上からは札幌市街を一望でき、観光客にも人気のスポットとなっています。
第1位「藻岩山」100pt
1位も、札幌市にある「藻岩山(もいわやま)」でした。標高は531mで、頂上からは札幌市街を一望できる絶景が魅力となっています。昼だけでなく夜も夜景を見たい観光客などでにぎわっており、5つの登山コースのほか、ロープウェイやケーブルカーなど、プランによってさまざまなコースを選べるところも人気の要因です。車でドライブしながら山頂まで行ける手軽さがある一方、天然記念物に指定されるほどの原始林も残っており、さまざまな楽しみ方ができる山です。
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