利用頻度が高いコンビニTOP3、大手3社で1位を獲得したのは? 「2021年 コンビニ利用実態調査」

ネオマーケテイングは「2021年 コンビニ利用の実態調査」を実施しました。「よく使われるコンビニ」TOP3は、大手3社が独占しました。北海道のみ抜粋してみると、ファミリーマートを超えて「セイコーマート」が2位に。

ネオマーケテイングは全国20〜79歳の男女1200人を対象に、「2021年 コンビニ利用の実態調査」を実施しました。新型コロナウィルスの影響もあり、生活様式が大きく変わった人もいる中、気軽に足を運べるコンビニの利用方法はどのように変わったのでしょうか。

早速結果を見ていきましょう。
 

「よく使われるコンビニ」TOP3は大手3社がランクイン、北海道のみの結果を見ると?

「普段行くことがあるコンビニ」と「最も頻繁に行くコンビニ」TOP3は、3位「ファミリーマート」、2位「ローソン」、1位「セブン-イレブン」という結果に。大手3社が強く、その他で回答率10%を超えたのは「セイコーマート」(普段行くことがあるコンビニ)、「ミニストップ」(普段行くことがあるコンビニ)のみです。
 
「よく使うコンビニ」全体の結果
「よく使うコンビニ」全体の結果


地域別傾向を見ると、西日本はローソンとファミリーマートの利用頻度が同程度、大手3社を除くと回答率10%を超えたのは「ミニストップ」のみでした(「普段行くことがあるコンビニ」の回答結果)。
 
「よく使うコンビニ」西日本
「よく使うコンビニ」西日本


北海道を除く東日本では、ミニストップの他に「デイリーヤマザキ」が回答率10%を超えています(「普段行くことがあるコンビニ」の回答結果)。
 
「よく使うコンビニ」北海道を除く東日本
「よく使うコンビニ」北海道を除く東日本

北海道だけを抜粋して見ると、「セイコーマート」の利用頻度が非常に高く、「普段行くことがあるコンビニ」「最も頻繁に行くコンビニ」ともに、回答率がファミリーマートを超えています。
 
「よく使うコンビニ」北海道
「よく使うコンビニ」北海道
 

そのコンビニを選ぶ理由、「プライベートブランド商品で欲しいものがあるから」もランクイン

「そのコンビニを選ぶ理由」TOP3は、同率3位「職場が近いから」と「そのコンビニのプライベートブランドの商品で欲しいものがあるから」で16.3%、2位「普段よく利用する駅や場所から近いから」で19.8%、1位「家から近いから」で59.3%でした。
 
プレスリリース画像よりTOP3のみを抜粋
プレスリリース画像よりTOP3のみを抜粋


「家や職場に近い」という理由が上位を独占しています。コンビニが持つ「近場で利用しやすい」という魅力がランキングにも反映されているようです。一方で、「そのコンビニのプライベートブランドの商品で欲しいものがあるから」にも注目。お弁当や飲料水、カップコーヒーなどオリジナル商品に力を入れてきた結果が表れています。
 

普段コンビニに行く目的、2位は「お昼ご飯購入」、1位は?

「普段コンビニに行く目的」TOP3を見ると、3位「銀行ATM利用」で25.7%、2位「お昼ご飯購入」で44.3%、1位「おやつ購入」で50.3%という結果に。
 
プレスリリース画像よりTOP3のみを抜粋
プレスリリース画像よりTOP3のみを抜粋

他にもコピー機利用や荷物発送、チケット発券などもランクインしており、「ちょっとした用事を済ませたい」というニーズに強いコンビニらしいアンケート結果となっています。


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