ローソンの新たな冬の定番商品に「焼きいも」が選ばれた理由とは? 開発担当者を直撃!

年末企画「2021年に売れた人気商品」と題し、All About編集部が選んだ注目商品を紹介。今回は、ローソンから新たな冬の定番カウンターフーズとして発売された「焼きいも」をピックアップ。担当者に開発の経緯やこだわりポイントを伺いました。

ローソンのカウンターフーズに新たに加わった「焼きいも」210円
ローソンのカウンターフーズに新たに加わった「焼きいも」210円


2021年のヒット商品といえば、何を思い浮かべますか? All About編集部では、年末企画「2021年に売れた人気商品」と題して、編集部が選んだ注目商品を紹介していきます。今回は、冬の新たな定番として登場したローソンのカウンターフーズ「焼きいも」です。
 

ねっとり甘いローソンの「焼きいも」

「焼きいも」は2021年11月2日、ローソン店舗約3000店で発売されました。現在レジ付近で販売されている4種類のカウンターフーズ(おでん、中華まん、フライドフーズ、マチカフェ)に加え、冬の新たな定番商品として展開。各種SNSなどでも、「ねっとりとしていて皮まで甘い!」と評判を集めています。
 

一体どのような経緯やこだわりを経て、カウンターフーズとしての商品化に至ったのでしょうか? ローソン商品本部 デリカ・FF部 シニアマーチャンダイザーの田口仁一さんにお話を聞きました。

 

取材に応じてくれた開発担当者の田口仁一さん
取材に応じてくれたローソン開発担当者の田口仁一さん

 

おでんや中華まんに並ぶ冬の定番として商品化

――なぜ「焼きいも」をカウンターフーズの商品に選んだのでしょうか?

 2020年、関東の一部で焼きいもの実験販売を行ったところ、リピート率が高い商品だと分かりました。そもそも近年の焼きいもブームは今に始まったものではなく、冬になると車をひいて販売に来るような、昔からある日本の食文化です。
 

 そのあたりを総合すると、おでんや中華まんに加える冬の定番フーズとして最適なのではということで、今期の展開に至りました。焼きいもは小腹満たしにもってこいですし、食物繊維やビタミンも豊富。特に女性のお客さまからの支持が高いですね。

 

45日間熟成の紅はるかのみを使用

――ローソンの「焼きいも」の特徴を教えてください。

 2021年に限って言うと品種を全国1本で統一しています。ホクホク系やねっとり系などありますが、特にねっとりした食感が好まれていると感じたので、「紅はるか」という品種のサツマイモに絞りました。ローソン店舗約3000店で販売している焼きいもには、すべて紅はるかを使用しています。
 

 紅はるかの焼きいもは、かなり甘くねっとりとした食感が特徴です。12月、1月になると、そこが際立ってきます。また、熟成するとでんぷんが糖化して甘さが増してくるという特徴があるので、45日間という熟成期間を取っており、什器(じゅうき)の資材にも明記しています。

 

――九州エリアの一部ローソンで販売していた「焼きいも」とは、どんな違いがあるのでしょうか?

 九州で販売されているものには、同じ紅はるかの中でも「甘太くん」というブランド芋を使用しています。品種的には一緒ですが、貯蔵の期間など細かいところで違います。ちなみに、ローソンストア100の焼きいもには、シルクスイートや安納芋も使用しています。

 

買い合わせもしやすいお手頃価格

――210円という価格設定にした狙いはどこにありますか?

 専門店に行くとそれなりのお値段がしますが、我々は、手軽に繰り返しお買い求めいただけるような価格設定にしています。当社の代表格である「からあげクン」が216円でご支持をいただいているので、そこを意識しながら今回の設定になりました。もちろん、他の商品と合わせての買いやすさも踏まえています。

焼きいも専用オーブン(イメージ)
焼きいも専用オーブン(イメージ)

 

冬の定番として販売店舗数も増やしていきたい

――今後の販売計画について教えてください。

 冬の定番に育てていきたいと考えております。また、ローソンファームで収穫したサツマイモを一部使用しながら、こだわりを持って焼きいもを展開していきたいと思っています。
 

 まだ3000店舗という限られた販売店舗数なので、来期に向けて増やしていきたい思いもあります。焼きいもってお店で焼くので、他の商品と違ってライブ感が強い。甘い匂いが店内に漂ってきて食欲をそそるでしょう? そういうものを、より多くのお客さまにお届けしたいですね。

 

――ありがとうございました。

ローソンの「焼きいも」は、お手頃価格で楽しめる新たな冬の定番です。試してみたい方はお早めに訪れてみてくださいね。


 

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