2021年も、コンビニスイーツでは数多くの新商品が発売されました。特に、トレンドとなった「マリトッツォ」や「台湾カステラ」のような、海外発のスイーツも度々発売され、話題を呼びましたよね。
筆者は仕事柄、毎週コンビニスイーツの新作をチェック、購入しているので、同じスイーツを何度も買うことはあまりないのですが……。つい、「もう一度食べたい!」という誘惑に駆られてリピートしてしまったスイーツを、各社1品ずつご紹介したいと思います。
1:【ファミリーマート】バタービスケットサンド
40周年を迎えたファミリーマートでは、「40のいいこと!?」をテーマに、1年を通じてさまざまなキャンペーンを展開。スイーツの新作もたくさん登場しました。
中でも筆者がリピート買いしていたのが、2021年6月に発売された「バタービスケットサンド」。チョコ、チーズ、ラムレーズンの3種類からスタートし、その後、レモン、キャラメルナッツ、ピスタチオなどのバリエーションも展開。2021年12月4日時点で、累計販売個数は2000万食を突破し、「スフレ・プリン」に続くヒットスイーツに成長しています。
「バタービスケットサンド」の魅力は、サブレ生地が香ばしいことと、バタークリームの味わいがくどくないこと。1個のボリューム感もほどよく、またフレーバーも豊富だったので新しい味が出るたびに購入していました。特にお気に入りだったのは、定番の「チーズ」と、「キャラメルナッツ」。2022年も新しい味が発売されるかと思うと、今から楽しみです!
2:【ローソン】「ウチカフェ スペシャリテ」シリーズ
発売1周年を迎えた、ローソンの「ウチカフェ スペシャリテ」シリーズ。少しお値段は張りますが、見た目も味も非日常感を味わわせてくれる、特別感のあるスイーツが話題を呼びました。
たくさんの新作が登場する中で筆者のお気に入りだったのが、「Uchi Café Spécialité 芳とろシュー・ア・ラ・クレーム」(税込150円)。コンビニスイーツの主流が200円台に移行していく中で、シュークリームはいまだ100円台で買える貴重なスイーツ。とりわけこのシュークリームは、バニラの風味をきかせた香り高いクリームが印象的で、リッチな味わいを楽しめました。
また、同シリーズの中でモンブランは、季節ごとに形を変えて継続的に販売されている商品。12月現在は、「Uchi Café Spécialité 栗ごこちモンブラン」(税込320円)が発売されています。スポンジ、ムース、ホイップのすべてに栗を使用しているのが特徴で、豊かな栗の風味を味わえます。
3:【セブン-イレブン】「マリトッツォ」シリーズ
セブン-イレブンで2021年、最も印象に残ったスイーツは、なんといっても「マリトッツォ」のシリーズです。「オレンジピール&ベリーソース仕立て」を筆頭に、「ストロベリー&ラズベリーソース仕立て」、「ヘーゼルナッツチョコ仕立て」「ショコラオレンジ」などさまざまなバリエーションが発売され、いろいろな味わいを楽しませてくれました。
さらには、どら焼き生地でホイップクリームとあんをサンドした「どら焼きマリトッツォ」も登場! 歯切れのよいブリオッシュと、ミルキーな味わいのホイップクリーム、すっきりとした甘みのあんのバランスが程よく、どら焼きとはひと味違ったおいしさが魅力です。
2021年に売れたスイーツは、どれも生地&クリームというシンプルな仕立てでした。「わかりやすいおいしさ」というのは、時代を問わずヒットスイーツに共通する特徴なのだと思います。
※紹介している商品は、現在は発売されていないものもあります
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