今回、All About編集部では11月12~30日の間、174人を対象に「2000年以降のNHK朝ドラでおもしろかった作品」についてアンケートを実施。本記事では、選ばれた作品3選をご紹介していきます。
1:『あまちゃん』(2013年)47票
2013年前期に放送された『あまちゃん』は、東北・北三陸を舞台に海女さんを目指すのん(旧芸名:能年玲奈)さん演じるヒロインの成長を描いた物語。脚本を宮藤官九郎さんが務めたことでも話題となりました。
アンケート回答者からは、「複数あるがやはり『あまちゃん』。宮藤官九郎が描くストーリーにぐいぐい引き込まれた。ナレーションが岩手編の第一部は祖母の夏ばっぱ役の宮本信子、第二部の東京編では主演の能年玲奈、震災後の岩手編では母親の春子役の小泉今日子、というように変わるのもいい演出だった。実現不可能かも知れないが続編が見たい(40代女性)」や「主役がアイドルであり、海女、朝ドラの常識を破る展開、全てがぶっ飛んでいた!それでいて、2011年の震災もしっかり描くという野心作。出来ることなら続編が見たい(40代男性)」など、続編を期待する声が多数上がりました。
2:『あさが来た』(2015年)34票
2015年後期に放送された『あさが来た』は、幕末から大正にかけて激動の時代を生きた波瑠さん演じるヒロインの人生を描いた物語です。アンケート回答者からは、「全てが面白かった。時代が大きく移り変わった時でもあるし、モデルの人物が女傑すぎて爽快感がすごかった(40代女性)」や「波瑠を初めて知ったドラマでした。ハキハキとした性格や違和感のない方言、綺麗なお顔、全てが魅力的でファンになったきっかけの朝ドラだからです(20代女性)」など、ストーリーが魅力的でヒロインを演じた波瑠さんの演技が良かったというコメントが挙がりました。
3:『おかえりモネ』(2021年)33票
2021年前期に放送された『おかえりモネ』は、宮城・気仙沼から登米に移り住んだ清原果耶さん演じるヒロインが気象予報士を目指していく物語。アンケート回答者からは、「現代が舞台の朝ドラの中でも、男女の恋愛に主軸を置かず『人と人』としての関係として丁寧に描かれているなど、令和という新しい時代の価値観を反映していたり『こうであってほしい』という祈りが込められた作品だったと思うので(30代女性)」や「私は福島県民で、震災が他人事ではありませんでした。『おかえりモネ』は震災の被害を受けたひと、震災で心の傷を負ったひとに寄りそう名作でした(40代女性)」など、現代的ながら丁寧に描かれた点を評価する意見がほとんどでした。
※回答者コメントは原文ママです
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