本記事では、便秘を要因別に分類する「便不調タイプ」判定の結果を中心に紹介します。
全体の4割以上が「大腸に不調がある」と回答、最も多かったのは「便秘」
「大腸(腸内・おなか)の健康状態に不調はありますか?」と聞いたところ、「どちらかと言えばある」が30.1%、「ある」が13.1%。合計43.2%が「不調がある」と回答しています。2020年の調査で「不調がある」と答えた人は37.3%だったことから、6ポイントほど増加しているという結果に。「不調がある」と答えた人に、具体的な不調の内容を聞いたところ、最も多かったのは「便秘」で41.1%、2位が「軟便・下痢」で34%、3位が「おなかの張り」で14%でした。
便不調タイプには「地域性」があると判明
今回の調査を監修した「みなと芝クリニック」 院長の川本徹氏によると、おなかの不調は「食事・運動不足」「神経」「機能低下」の3つの要因から起こるとのこと。
さらに各要因が2~3タイプに分けられ、合計7つの「便不調タイプ」から今回のアンケート参加者を判定すると、「機能低下型/排便力不足」が23.3%で最も多く、次いで「食事・運動力不足型/偏食」が22.3%でした。
便不調タイプを地域別で見ると、「食事・運動不足型」の「食事量不足タイプ」「偏食タイプ」が多かったのは「四国地方」、少なかったのは「北海道」でした。一方で、「神経型」を見ると、「ストレスタイプ」「疲労タイプ」ともに多かったのは「北海道」で、少なかったのは「四国地方」という結果に。
四国地方は「機能低下型」の「水分不足タイプ」「排便力不足タイプ」でも高い比率となっています。
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