「ブックオフ」を展開するブックオフグループホールディングスは11月10日、全国16の店舗で、賞味期限が近い「ワケあり加工食品」の販売を開始しました。食品ロス削減に向けて、お菓子や飲料(酒類は除く)、加工食品、カップ麺、調味料、缶詰、未開封の食玩などをお手頃価格で販売します。
「3分の1ルール」で行き場を失う食品を低価格で
食品メーカーとスーパーなどの小売店の間では、賞味期限の3分の1を超えた加工食品はメーカーに返却する(店舗から撤去する)という「3分の1ルール」が存在します。今回は、この3分の1ルールで行き場を失った加工食品を同社が買い取り、低価格で販売するというもの。
ブックオフの対象店舗では、やむを得ず廃棄されてしまう「ワケあり商品」を、お手頃価格で販売。過剰在庫や処分で困っている業者を支援するとともに、食品ロスの削減に貢献していくとしています。
対象店舗は、5号札幌宮の沢店(北海道)や仙台泉古内店(宮城県)、関東では東千葉祐光店(千葉県)、大宮ステラタウン店(埼玉県)、綱島樽町店(神奈川県)、409号川崎港町店(神奈川県)など、全国16店舗。
公式Webサイトでは、在庫の買い取りを希望する法人向けの問い合わせフォームも用意しています。
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