Twitterは11月9日(米国時間)、有料サブスクリプションサービスの「Twitter Blue」をカナダ、オーストラリアに加え、アメリカとニュージーランドでも提供開始すると発表しました。iOS、Android、Webアプリ版で利用可能で、料金は月額2.99ドル(約340円)。
Twitter Blueに登録するとブックマークのフォルダ分けやツイート編集機能など、Twitterの使い勝手が向上するさまざまなプロ機能が付与されるほか、今回から提携ニュースサイトの記事を広告なしで読める「Top Articles」も新たに利用できます。
有料課金にするとツイート編集機能やリーダーモードが利用可能に
「Twitter Blue」の基本機能は「ツイート取り消し」「リーダーモード」「ブックマークフォルダ」の3つ。
ツイートの取り消しは、ツイートの送信後でもほかのユーザーに公開される前に取り消しやツイート内容の編集が可能となる機能。送信ボタンを押したあとタイムラインに公開されるまで30秒間の猶予があり(変更可能)、その間にツイートを差し戻しできるというもの。
リーダーモードは、スレッドが複数連なるツイートを、ブログ記事のように1つの文章に変換しつなげて読めるようになる機能です。無料版でも提供されているブックマークは、有料版にするとフォルダ分けが可能に。
ほかにも、テーマ変更やカスタムアイコン、画面下のナビゲートタブを好きなメニューに変更できたりと、ユーザーがよりTwitterを利用しやすいようカスタマイズできる機能も実装されています。
タイムライン上の人気記事を広告なしで読める「Top Articles」が追加実装
「Top Articles」は、Twitterが2021年5月に買収したScrollのニュース集約サービス「Nuzzel」の名称を変更したもの。Twitter Blueユーザーのタイムライン上から、過去24時間でもっともシェアされた記事をまとめて読むことができます。
広告、トラッカー、Webサイトの不要なデザインが取り除かれニュースペーパーのようにスッキリと表示。提携ニュースサイトはアメリカで300社ほどとされていますが、国内パブリッシャーの詳細は未発表です。
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