セブンの新作「ベニエ ホイップ入り」もう食べた? フランスの“揚げパン”をアレンジした注目スイーツ

セブン‐イレブンが9月28日に「ベニエ ホイップ入り」108円(税込)を発売しました。この商品がきっかけで、“ベニエ”という言葉を初めて聞いた方もいるかもしれません。この記事では、そんな方にも分かりやすくベニエについて解説しながら、レポートしていきます。

「ベニエ ホイップ入り」


セブン‐イレブン(以下、セブン)が9月28日に発売した新商品「ベニエ ホイップ入り」108円(税込)。この商品がきっかけで、“ベニエ”という言葉を初めて聞いた方もいるかもしれません。この記事では、そんな方にも分かりやすくベニエについて解説しながら、レポートしていきます。
 

「ベニエ」とは? フランス生まれの“揚げパン”をセブン流にアレンジ

「ベニエ」とは、フランスで生まれ、アメリカ・ニューオーリンズの名物としても知られるスイーツです。フランス語で“揚げた生地”を意味することから、ドーナツのような揚げ菓子として親しまれています。
 

それぞれ独自の食文化を持つフランスとアメリカで、なぜ同じスイーツが親しまれているのか、気になる方もいるでしょう。ニューオーリンズを擁するルイジアナ州は、かつてフランス領だった歴史を持ちます。
 

そのため、フランスの食文化も取り入れた「クレオール料理」という独自の料理スタイルが発展してきました。ベニエは、そのクレオール料理の1つとして愛されるスイーツで、ルイジアナ州の公式ドーナツにも認定されているといいます。
 

ニューオーリンズで食べられるタイプのベニエ(写真AC)


そんな広く愛されているベニエは、フランスとニューオーリンズとで作り方にそれぞれ異なる部分があります。フランスのベニエは、丸型のパン生地のものが主流です。外側には粉砂糖が振ってあり、中にはジャムやチョコレートクリームなどがたっぷりと入っています。
 

一方、ニューオーリンズで食べられているベニエは、四角い形が特徴。同じくパン生地を揚げて作られるのですが、仕上げに粉砂糖を振りかけるだけで、中には何も入っていません。大きさもフランスのベニエより小ぶりで、その分一度のオーダーで複数個を提供するスタイルが定番となっています。
 

セブンの「ベニエ」はどんな味?

セブンの「ベニエ ホイップ入り」

その点を踏まえて、今回新発売されたセブンのベニエをレポートしてみると、四角い形はニューオーリンズスタイルといえそう……。ですが、大きさはフランスのベニエに近く、また「ホイップ入り」ともあるので、その辺りもややフランス寄り……。結論、両者の良いとこどりのベニエとしましょう!
 
中にはホイップクリームがサンド


実際に食べてみると、生地は歯切れが良く、もっちりとした食感。口の中でパサパサすることなく、ややしっとりめの印象です。粉砂糖の甘みも優しく、どんどん食べ進められます。クリームの部分にたどり着くと、まろやかな甘みとコクがプラスされて、最後まで飽きずに食べることができました。
 

食べ応えも十分で、これで108円はお得に感じます! コーヒータイムのお供にもぴったりなベニエ、見つけたらぜひ買ってみてはいかがでしょうか?


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