8月6日に発表された総務省「家計調査」。新型コロナウイルスの感染拡大により、消費も大きく変化した1年でしたが、2020年に最も多く「ミネラルウォーター」を購入した街がどこかご存じですか?
今回は、県庁所在地別「ミネラルウォーター」の支出金額ランキングを発表します。
1位は静岡市
こちらに示しているのは、1年間のミネラルウォーター購入数量を「各県庁所在地の平均世帯人数」で除算し、1人当たりの数量を試算したものです。
TOP3は以下の通りでした。
1位:静岡市 2480円
2位:那覇市 2283円
3位:鳥取市 2117円
1位は「静岡市」。お茶のイメージがある静岡県ですが、富士山の水の恵みをふんだんに受け、山梨県とともにミネラルウォーターの生産地としても知られています。富士山の周辺地域は水道水すら美味しいといわれますが、やはり飲み水には美味しいものを選んでいるのでしょう。また、美味しいお茶を淹れるにも、ミネラルウォーターは欠かせないのかもしれません。
TOP3には、2位「那覇市」、3位「鳥取市」がランクイン。2位「那覇市」の浄水場は、水の硬度が高めであるといわれています。そのため、日本人にとってお茶や料理に使いやすく、飲み心地がいい軟水ミネラルウォーターを購入する機会が多いのでは。3位「鳥取市」のある鳥取県大山周辺には、「名水」と呼ばれる水どころが各所に点在。そのため鳥取県は、美味しいミネラルウォーターの産地ともなっています。静岡市同様、美味しい水が身近にあるからこそ、人々のミネラルウォーターへの関心も高いのかもしれません。
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