今回の調査においては、「経済的自由」とは、不労所得のみで日々の生活費を賄える状態「FIRE」は、不労所得のみで日々の生活費を賄える状態となったうえで、いわゆる早期退職(脱サラ)まで実行した場合と定義し、提示しました。2021年6月時点で、不労所得のみで日々の生活を賄える状態である「経済的自由」を達成している人、FIREを実現している人はどのくらいいるのでしょうか?
回答者の7人に1人が「経済的自由」または「FIRE」を実現していると回答
経済的自由を達成して一番良かったこと「精神的な余裕」
「精神的な余裕」を挙げた人からは、「嫌な仕事をしなくてよくなり、暴飲暴食などストレス解消が不要となったため心身ともに健康になった」「リストラや病気離脱、会社が潰れても収入がある精神的安心を得られた」「ストレスの溜まる人間関係が減少した」「(人生の)選択肢が増えた」「自分の信念に従って行動できる。 サラリーマンでは企業の利益優先せざるを得なかった」などのコメントが寄せられました。
「時間的な余裕」を挙げた人からは、「睡眠を十分にとれるようになり、健康を取り戻せた。家族との会話やご近所付き合いが増えた」「介護が必要な親の面倒を見ることができるようになり、親孝行ができている」などの声が見られました。「金銭的な余裕」としては、「リスクをあまり感じないで、ゆっくり先を見越した投資ができる」「躊躇なくお金を使え、ゆとりのある生活が送れる」などが挙げられました。
未実現者のうち4割以上がFIREを目指している!
目指すFIRE像は、経済的自由の達成後も働く「セミリタイア」志向の人が86%と圧倒的多数でした。あと何年でFIRE達成できそうか尋ねたところ、平均は「12年後」。また、最終的に目指している手取り家賃収入(月額)の平均は49万円でした。
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